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台風19号 接近・満潮・大潮重なるおそれ 高潮警戒

10/9(水) 15:35配信

tenki.jp

台風19号は12日から13日にかけて近畿~関東甲信地方に接近。接近時間帯と満潮時刻など悪条件が重なるおそれがあるため、高潮への警戒が必要です。

台風の接近と満潮などの悪条件重なるおそれ

台風19号は、12日から13日にかけて、非常に強い勢力を保ったまま、近畿~関東甲信地方付近に接近・上陸する可能性が高くなっています。今回の台風では、暴風や大雨はもちろんですが、沿岸では高潮に十分な警戒が必要です。その理由は・・・

①台風の吸い上げ効果
台風の中心は気圧が低くなっているため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の空気が海水を吸い上げる「吸い上げ効果」が起こり、その結果、海面が上昇します。気圧が1ヘクトパスカル下がると、潮位は約1センチ上昇すると言われています。 9日正午現在、12日午前9時の台風の中心付近の気圧は950ヘクトパスカルと予想されており、この効果によって、60センチ近く潮位が上昇するおそれもあると考えられます。

②台風の吹き寄せ効果
さらにこの「吸い上げ効果」に加えて、台風の強い風が沖から海岸に向かって吹く際に、海水が海岸に吹き寄せられることによって海岸付近の海面が上昇する「吹き寄せ効果」も加わり、台風接近時は、特に東側の沿岸部を中心にさらに潮位が上昇する危険性があります。

③台風接近時刻に満潮時刻重なるおそれ
さらに、台風の接近する時間帯に、ちょうど満潮時刻が重なる可能性があります。満潮と高潮が重なると、潮位が一層上昇して大きな災害が発生しやすくなります。

④大潮の時期も重なる
さらに、14日は望(満月)で、この前後数日間は、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなる「大潮」にあたります。このため、満潮時刻前後は、さらに潮位に注意が必要な時期でもあります。

このように、「台風による潮位上昇」と「満潮」、「大潮」の悪条件のタイミングが揃うことが予想されます。高潮の高さによっては、波が堤防を越えて(=越波)、沿岸部が浸水する危険もあります。厳重に警戒するようにしてください。

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最終更新:10/9(水) 15:43
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