ここから本文です

豚コレラワクチン 接種後も豚肉輸出 香港、マカオ向け可能に

10/9(水) 7:04配信

日本農業新聞

 豚コレラの予防的ワクチン接種後も豚肉の主要輸出先である香港、マカオには、一定の条件下で輸出を継続できる見通しとなったことが8日、分かった。カンボジアは現行の条件のまま輸出を継続できる見通しだ。江藤拓農相が同日の閣議後会見で各国・地域との協議の結果を明らかにした。

 伊東良孝農水副大臣が3日に香港、4日にマカオ、加藤寛治農水副大臣が7日にカンボジアを訪問。輸出継続に向けた協議をしていた。

 政府は豚コレラの感染拡大を受け、飼養豚へのワクチン接種の準備を進めている。ただ、接種すれば、来年9月には国際獣疫事務局(OIE)が認定する豚コレラの「清浄国」の立場を失い「非清浄国」となる。輸出先から拒否されたり、条件を設けられたりして、輸出を継続できなくなる恐れがあった。

 今回協議した香港とマカオ、カンボジアはいずれも「非清浄国」。協議の結果、香港とマカオはワクチン接種豚の肉でないことなどを条件に輸出を継続できるとの回答を得た。カンボジアは現行の条件のままで継続可能とした。

 さらにシンガポールとも輸出継続の協議に向けて日程を調整している。

 江藤農相は会見で「引き続き豚肉の輸出継続に向けて各国に働き掛けを続けていく」と話した。

 豚肉の輸出額は2018年で10億4000万円。うち香港が7億1000万円(68%)、マカオが1億3000万円(12%)、シンガポールが1億2000万円(12%)、カンボジアが3000万円(3%)などとなっている。

日本農業新聞

最終更新:10/9(水) 7:04
日本農業新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ