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料理家・小田真規子さんが明かす!絶品「小鍋レシピ」を作る3つの調理テクニック【小鍋生活のススメ Vol.1】

10/9(水) 20:01配信

クックパッドニュース

NHK『きょうの料理』や『あさイチ』の料理コーナーでもおなじみの料理家・小田真規子さん。多くのレシピ本を出版されていますが、中でも人気を集めているのが『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)シリーズです。2019年9月には、シリーズ最新刊『まいにち湯豆腐』を発売し、365日食べても飽きない1~2人前の小鍋レシピを数多くご紹介しています。本連載では、簡単においしくヘルシーな食卓を実現できる「小鍋生活」を、小田先生が直々にレクチャー。連載第1回目は、小鍋レシピに詰まった“料理の奥深さ”を明かします!

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鍋は飽きるが「小鍋」は飽きない!

――小田先生はこれまで、作りやすく、健康に配慮した、おいしい家庭料理を数多くご提案されています。中でも、「小鍋レシピ」にフォーカスした『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)を執筆しようと思い立たれた理由は何だったのでしょうか?

家庭料理において、手軽においしい食事を取るための1つの手段として「つくりおき」はすっかり定着してきましたよね。私自身も、つくりおきのレシピ本を10年以上前から数々手掛けてきました。

ただ、つくりおきをしておいしく食べられるレシピを考案していく中、どこかで常に「やっぱりつくりたてのおいしさには勝てない」という思いもあって。冷蔵庫から取り出して食べるよりも、湯気が出てるできたてのお料理のほうが、やはり食べる喜びって大きいじゃないですか(笑)。

手軽でおいしく、かつできたてを楽しめるお料理って何だろうと考えた時、「小鍋レシピ」なら両立できるんじゃないかしらと思い至ったんです。

――確かに! 小鍋レシピなら、事前に具材を切ってスープを用意しておけば、食べる直前に火にかけるだけで、すぐにつくりたてをいただくことができます。ただ、ご著書の『まいにち小鍋』に付いていた「365日食べても飽きない1~2人前の小鍋レシピ集」というキャッチコピーが気になりました。お鍋って、味付けを変えたとしても、どうしても味に飽きてしまう印象があるのですが……。

そうですよね。大人数で囲む普通のお鍋なら、その通りです。水炊き、味噌鍋、キムチ鍋と味付けを変えたとしても、やっぱり飽きが来る。なぜかわかりますか? 理由は、たくさんの具材を入れているからなんです。

通常の大きな鍋で作る鍋料理ですと、白菜やネギ、春菊などの葉物野菜に、大根や人参などの根菜、きのこや白滝、それから魚介類や肉類と、さまざまな具材を入れますよね。いろんなものを入れると、それぞれの食材から出汁が出て、相乗効果でどんどんおいしくなる。そんなふうに思っている方が多いのではないでしょうか。

でも実は、いろんな具材を入れれば入れるほど、それぞれの素材が持つ本来の味が立たなくなり、相乗効果どころか逆に味が均一化されて、いわゆる「お鍋の味」になってしまうんです。スープの味付けを変えたとしても、だいたい5種類以上の具材が入ってくると、どのお鍋も似たような味になっていきます。そのせいで、鍋料理は頻繁に食べると飽きてしまうのだと思います。

その点、小鍋は容量が小さいだけに、入れる具材の数が必然的に限られてきます。『まいにち小鍋』でご紹介しているレシピも、使っている具材はどれも概ね3~4点ほど。きちんとそれぞれの素材の味が引き出せるように設計してあります。一つひとつすべて違う味が楽しめるレシピばかりだから、「365日食べても飽きない」んですよ。

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最終更新:10/9(水) 20:01
クックパッドニュース

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