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ダイエットが成功しない、5つの医学的根拠

10/9(水) 20:41配信

ELLE ONLINE

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ダイエットに苦しんでいる人は注目。何をしても体重が減らないなら、そこには医学的な原因が潜んでいるのかも? カロリー計算と、週に数回は運動をしているあなた。なのに、体重計に表示される数値には変化なし。どれだけ頑張っても体重が減らないなら、根本的な健康問題がその原因なのかも。

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの不足)

甲状腺(首の下の方にある蝶のような形の器官)は、体内の血流にホルモンを分泌している臓器。食べ物に含まれるヨウ素を利用し、トリヨードチロニン(T3) とサイクロキシン(T4)という2つのホルモンを合成していて、これらが新陳代謝を含む身体機能を調整するのを助けているという。

この甲状腺ホルモンが過剰に分泌している状態を「甲状腺機能亢進症」といい、体重減少の原因に。反対にホルモンが不足すると「甲状腺機能低下症」となり、多くのケースで体重の増加が見られる。

甲状腺機能低下症の症状

寒気、疲労、乾燥肌、爪がもろくなる、便秘、抑うつ、記憶力と集中力の低下、声のかすれ、筋肉痛、顔のむくみ、体液貯留(浮腫)

イギリス国営の国民保健サービス(NHS)の医師で、イースト・サセックス州を拠点に活動する開業医のS. トラフツァーさんによると、甲状腺の機能がほんのわずかに低下するだけでも代謝が落ちてしまうけれど、それは見逃されたり、他の病気と混同されたりしがちだという。

「NHSで行っている甲状腺の定期検診では、細かく調べることができていません。検査項目には、多くの場合でトリヨードチロニン(T3) が含まれず、また通常は検査されるサイクロキシン(T4)でさえも含まれないケースもあります。このため、いくら甲状腺の検査結果が良くても、何らかの問題を抱えている可能性は残っています」

もしも心配なら、個人で甲状腺検査を受けるのがおすすめなのだとか。追加の診断・治療サポートを提供している病院を探してみて。

ストレス

ストレスと肥満には関連性があることを、過去のさまざまな科学研究が示しているらしい。総合診療医のマリーケ・レディンギウスさんは、次のように説明する。

「体が慢性的なストレスにさらされると、血糖値が上昇し、外敵と戦う準備や攻撃から逃げるための副腎皮質ホルモンの一種、コルチゾールが分泌されます。コチゾールは人間にとって必要不可欠なホルモンな反面、長期に渡って大量に分泌されると、体、特にウエスト周りに脂肪が蓄積されることになります」

原因は他にもある。レディンギウス医師は、「ストレスによるヤケ食いは、高いコルチゾールレベルと同様、体重の増加につながります」と付け加える。

ストレスを感じているときに食べ過ぎてしまうとしたら、それにも理由がある。食欲を増進させるホルモン・グレリンの分泌量は、ストレスを感じているときに増加し、太りやすい食べ物がより魅力的に見え、食べたいという欲求が増大するとか。

ストレスを感じたら、いったん休んで深呼吸してみて。「7 / 11呼吸法がおすすめです。鼻から7秒間息を吸ったあと、今度は11秒かけて口から吐いてください。これだけでもだいぶ気分が変わるでしょう」と、レディンギウス医師はアドバイスする。

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最終更新:10/9(水) 20:41
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