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進藤・日本製鉄会長、TCFDサミットで講演。ゼロ・カーボンスチールへの挑戦強調

10/9(水) 6:04配信

鉄鋼新聞

 日本政府が主催するTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)サミットが8日、都内のホテルで開かれ、日本製鉄の進藤孝生会長が日本の産業界を代表して基調講演した。進藤氏は講演の中で、日本鉄鋼連盟が昨年策定した「長期温暖化対策ビジョン」を紹介。還元剤に水素を使い、二酸化炭素(CO2)を出さない製鉄法「ゼロ・カーボンスチール」の技術開発に日本鉄鋼業として取り組んでいく方針を強調した。
 進藤氏はまた、TCFDをめぐる最近の動きが、化石燃料投資の引き上げ(ダイベストメント)から投資先に行動変容を促すエンゲージメントに変化している点を指摘。TCFDの動きが、革新技術の開発・実用化を資金面で支えることへの期待を示した。
 TCFDは、G20(20カ国・地域)の要請を受け、金融安定理事会(FSB)が設置した民間主導のタスクフォース。日本では金融機関だけでなく産業界にも署名する動きが広がっている。鉄鋼業界では日本製鉄のほか、JFEホールディングス、東京製鉄などが今年、賛同する署名を行った。

最終更新:10/9(水) 6:04
鉄鋼新聞

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