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補助員の勇姿にも注目!! 東京2020パラリンピックが「パワーアシストスーツ」を導入

10/9(水) 22:00配信

GetNavi web

いよいよ来年の夏に迫った2020年東京オリンピック・パラリンピック。このビッグイベントではもちろん選手たちが主役になるわけですが、大会の運営にも数多くのスタッフが携わり選手や競技の進行を支えています。そんな“縁の下の力持ち的な存在”としてご紹介したいのがパワーアシストスーツです。東京2020パラリンピックのパラ・パワーリフティングで、パナソニックが開発したパワーアシストスーツが補助員のために導入されることが発表されました。

補助員1人で100回以上も重いプレートを取替え

パラ・パワーリフティングとは、スポーツジムなどにもあるベンチプレスを使った競技のことで、下肢に障がいのある方がベンチ台に仰向けで横たわってバーを持ち上げ、持ち上げることができた重さを競います。

パラ・パワーリフティングは、男女で体重別に10階級に分かれており、それぞれの階級に合わせてベンチプレートを交換したり追加したりします。そのプレートの交換作業で大変なのが補助員の方たち。1つ10~50キロもあるプレートを一日に何度もはずしたり追加したりするのは、簡単な作業ではありません。大きな大会になれば、補助員1人で100回以上も取替え作業が発生することもあるそうです。

そこで、導入されることとなったのが、重い荷物を持ち上げるときに体への負担を軽減してくれるパワーアシストスーツです。パワーアシストスーツを着用すると、手足の動きをセンサーで感知して、腰や太もも、背中などの筋力をサポートしてくれます。これまでも、2017パラ・パワーリフティング・ジャパンカップなどの大会で実証実験を実施しており、パワーアシストスーツを補助員がつけることで、補助員によるプレート着脱の時間が短縮したり、安全性も増したりといったメリットが確認されてきたそう。

リフティング大会でパワーアシストスーツの導入が一般的になれば、これまでは力持ちの男性などに限られていたリフティングの補助員の仕事が、もっと多くの方にでもできるようになり、大会運営もさらにスムーズにできるようになると期待できるでしょう。東京2020大会のコンセプトには「世界最高水準のテクノロジーを競技会場の整備や大会運営に活用」がありますが、自己ベストを更新する補助員の勇姿も見れそうですね。

佐藤まきこ

最終更新:10/9(水) 22:00
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