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米アニメが中国から締め出しか、制作者が皮肉たっぷりに“謝罪”

10/9(水) 15:51配信

ロイター

 米風刺アニメ「サウスパーク」が最新エピソードの中で、中国の検閲システムをネタにしたところ、当該作品が中国国内で見られなくなった。これを受けて同アニメの制作者がツイッターで公式に「謝罪」。その皮肉たっぷりの内容とは―。

 米風刺アニメ「サウスパーク」の制作者は、同作品が中国の検閲から締め出されたことを受けて“謝罪”した。最新のエピソードで中国の検閲をネタにしたことが原因とみられる。

 このエピソードが公開されたのは今月2日。中国の巨大な市場に参入するため、自らを適応させようとするハリウッドをはじめ様々なビジネスを皮肉たっぷりに描いている。

 この作品は、中国の司法制度や「くまのプーさん」についても切り込んだ。プーさんは、中国の習近平・国家主席に似ているとして、同主席を批判するときに用いられるキャラクターだ。

 ロイターは中国国内のビデオストリーミングサービスをくまなく探したが、サウスパークのこのエピソードを見つけることはできなかった。

 削除の報道を受けて、制作者は「私たちの家や心の中まで入り込んでくる中国の検閲を、私たちはNBAと同じく歓迎する。私たちは自由や民主主義よりも、おカネが好きすぎる」とコメント。そして「偉大なる中国共産党、バンザイ」とつづった。

 “謝罪文”は、チームの幹部が香港デモを支持するツイートをした後、撤回や謝罪に追い込まれた米プロバスケットボール(NBA)の騒動にも言及した。サウスパーク制作者のトレイ・パーカーとマット・ストーン両氏は、限界ギリギリの風刺作品を作ることで知られている。

 この件についてロイターは中国のインターネット規制当局にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

最終更新:10/9(水) 17:14
ロイター

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