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家族の宿泊施設が5室増 福岡市立こども病院、混雑緩和へ

10/9(水) 20:21配信

西日本新聞

 福岡市立こども病院(東区香椎照葉)に入院する子どもに付き添う家族向けの滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス ふくおか」の部屋数を増やす改築工事が完了し、5室増の21室になった。慢性的な混雑で利用を断らざるを得ないケースを減らすことが期待される。

 施設は2015年5月に病院敷地内に開所。寄付金を基に、ボランティアスタッフの協力も得て運営している。病院そばに寝泊まりでき、利用料も1人1日千円(リネン使用料が別に必要)と安いため、昨年度の利用者は約860世帯の2千人に上った。一方、満室で泊まれなかった家族が約140世帯おり、その中には車中泊を余儀なくされた人もいるという。

 今回、整備費約6千万円を寄付金などで賄い、施設内の図書室などを部屋に改築した。

 3日のお披露目会では、全国の滞在施設への寄付呼び掛けに協力している元サッカー日本代表の北沢豪さんらが完成を祝った。長女の希望(のぞみ)ちゃん(4)の入院時に利用した渡辺奈央さん(38)=熊本市=は「家族にとってとても貴重な部屋が増えた。感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。 (坂本公司)

西日本新聞社

最終更新:10/9(水) 20:21
西日本新聞

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