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サムスン電子、4四半期ぶりに60兆ウォン台に売上回復

10/9(水) 16:42配信

ハンギョレ新聞

第3四半期の売上62兆ウォンで10.5%↑ 営業利益は7.7兆ウォンで16.7%↑ スマートフォン・ディスプレイ好調に メモリー半導体価格回復が影響

 サムスン電子が、今年第3四半期の売上高62兆ウォン(約5.5兆円)、営業利益7兆7000億ウォン(約6900億円)を上げ、市場の予想より良い実績を出した。スマートフォンとディスプレイ事業の“善戦”に加え、主力事業のメモリー半導体で価格下落傾向が一段落した影響と見える。

 サムスン電子は8日、このような内容の暫定実績を公示した。売上高は直前の第2四半期(56兆1300億ウォン)に比べ、10.46%増加し、歴代2番目に多かった昨年の第3四半期(65兆466億ウォン)に比べれば5.29%減少した。サムスン電子の四半期売上高が60兆ウォン台を回復したのは4四半期ぶりだ。今年第3四半期までの累積売上高は170兆5100億ウォンで、昨年同期(184兆5100億ウォン)より7.59%減った。

 営業利益は、第2四半期(6兆6000億ウォン)に比べ16.67%増加したが、歴代最高実績だった前年同期(17兆5700億ウォン)に較べれば56.18%急減した。営業利益率は12.4%で、直前四半期対比で0.6%上昇したが、前年同期比では14.4%下落した。第3四半期までの営業利益累積値は20兆5300億ウォンで、昨年同期(48兆900億ウォン)対比では57.31%減少した。今年に入ってからの営業利益は、第1四半期6兆2330億ウォン、第2四半期6兆6000億ウォン、第3四半期7兆7000億ウォンで、上昇傾向が続いている。

 サムスン電子の今年第3四半期の営業利益は、証券会社平均展望値(7兆1085億ウォン)を上回った。サムスン電子の主力事業であるメモリー半導体で業況不振が続いているものの、今年第3四半期からNANDフラッシュメモリーを中心に価格下落傾向に歯止めがかかり、回復の兆しを見せた。ト・ヒョンウNH投資証券研究員は「最近、5世代(5G)移動通信、パソコン、サーバーなどIT全分野の需要好調により、メモリー半導体の出荷が良好な状況」だとし、7兆7000億ウォンの営業利益のうち半導体部門が3兆3000億ウォンを占めたと推定した。ユ・ジョンウ韓国投資証券研究員は「NANDフラッシュはすでに正常在庫水準まで下がり、DRAMについては来年上半期までに正常在庫水準に到達する展望」と見通した。

 加えてスマートフォンとディスプレイ事業の好調も今回の期待以上の成果に影響を及ぼしたと分析される。スマートフォン事業を担当するIM部門の場合、今年8月に発売されたギャラクシーノート10の良好な販売などで、第3四半期の営業利益が2兆ウォン初~中盤台程度上がったと推定された。直前の第2四半期は1兆5600億ウォンに終わった。QLEDテレビなどの消費者家電(CE)部門の実績も良好だった。ディスプレイ事業もスマートフォン用の中・小型有機発光ダイオード(OLED)需要の増加などで営業利益が1兆ウォンを超えたと見られる。

ソン・ギョンファ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:10/9(水) 16:42
ハンギョレ新聞

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