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スマート歩行、効果を調査 能美市教委 20日から、競歩のまち推進

10/9(水) 1:06配信

北國新聞社

 鈴木雄介選手の世界陸上金メダルに沸く能美市が、競歩にヒントを得て考案した歩行法「スマートウオーク」の普及に乗り出す。この歩き方が睡眠の深さにどれだけ影響するかを調べるため、市教委が20日からモニター調査を実施する。美しいフォームで速く歩く運動効果を実証することで、「競歩のまち」発の健康法を広めたい考えだ。

 スマートウオークは2016年に市教委が中心となって発案した。競歩の歩き方を参考に、姿勢を伸ばし、足を骨盤から前に出したり、後ろ足を蹴り出したりするフォームで速歩きすることで体幹を強め、筋力を維持する効果があるという。美しいフォームで速歩きすれば心拍数が上昇し、ダイエット効果も高まるとされる。

 調査は日本スポーツ振興センター(JSC)との共同事業で、能美市、北海道登別市、茨城県鹿嶋市、広島県福山市でそれぞれ行われる。

 参加者にはスマートフォンの専用アプリで1日の歩数や睡眠時間などを計測してもらう。普段通りに過ごした前半の2週間と、スマートウオークなど適度な運動を取り入れた後半の4週間とを比べ、運動の有無と睡眠の深さとの関連を調べる。

 調査は前半が10月20日から2週間、後半が11月3日から4週間となる。説明会を今月19日に寺井地区公民館で開くほか、スマートウオークの講習を11月2日に同公民館で行い、市教委の担当者が手ほどきする。

 調査の参加は無料だが、事前の申し込みが必要になる。参加者は調査の協力企業の寝具が半額で購入できるなどの特典がある。

 能美市は鈴木選手らの活躍とともに、毎年3月に全日本競歩能美大会(日本陸連など主催、北國新聞社共催)が開催されていることから「競歩のまち」を掲げている。

 市教委スポーツ振興課の担当者は「調査への協力を通じて、健康に効果があるスマートウオークを始めるきっかけにしてほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:10/9(水) 1:06
北國新聞社

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