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「中国の考古学にとって大きな意義」、内モンゴルで新石器時代の遺跡を発見

10/9(水) 15:00配信

CNS(China News Service)

【CNS】「この発見は中国の考古学にとって非常に大きな意義がある。北方の草原地帯における新石器時代の最古の文化は、今から9000年前までさかのぼることができる」――内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)文物考古研究所の包青川(Bao Qingchuan)研究員が、本紙記者のインタビューに答えた。

【写真】空から撮影した四麻溝遺跡第Ⅲ地点

 包さんによると、米国のベータ・アナリティック(Beta Analytic)社の放射性炭素年代測定の結果、当地の化德県(Huade)四麻溝(Simagou)遺跡第3地点建物跡から発掘された3個のサンプルの年代区分はそれぞれ、今から9000年前、7500年前、7000年前だ。

 同研究所は2017年から2019年にかけて、化德県四麻溝遺跡で考古学的発掘を行った。遺跡の第3地点を対象とし、3年間でのべ2200平方メートル、建物跡19か所、室外かまど19か所を発掘した。

「この遺跡の発掘は、同地区の新石器時代文化の起源や、東北アジアの早期の文化交流及び北方の生態交錯地帯における原始的農業や原始的牧畜業の研究に手掛かりを与えるものだ」と包さんは言う。

 包さんの見解では、化德県四麻溝遺跡は同県の別の場所にある「裕民(Yumin)文化遺跡」の考古学的文化の内容に類似しており、同文化は内蒙古中部の陰山(Yinshan)北麓東部の早期新石器文化と関連するとしている。

「裕民文化遺跡」は北京大学科学技術考古実験室とベータ・アナリティック社の測定により、年代範囲は今から8400年前から7600年前の間とされている。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

最終更新:10/9(水) 18:15
CNS(China News Service)

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