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日産、内田誠専務をCEOとする3頭体制を発表-株価は小幅反落

10/8(火) 19:55配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 日産自動車は8日、次期代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)に内田誠専務執行役員(53)を昇格させる人事を発表した。同社株は9日、小幅安で取引を開始した。

代表執行役兼最高執行責任者(COO)に三菱自動車のCOOを務めるアシュワニ・グプタ氏(49)が、執行役副COOには関潤専務執行役員(58)をそれぞれ昇格させ、人心を一新して業績の改善に取り組む。就任は遅くとも来年1月1日付になるという。

日産は同日に取締役会を開き、株価連動型報酬(SAR)を上乗せして受け取っていた問題で先月辞任した西川広人前社長兼CEOの後継者候補について議論。内田、グプタ、関の3氏はその有力候補として名前が挙がっていた。3氏の就任までは山内康裕氏が暫定CEOを務めるという。西川氏は65歳、山内氏は63歳で大幅な若返りとなる。

SBI証券の遠藤功治シニアアナリストは今回の人事について、「全くサプライズはない」と指摘。「今の日産はスピード感をもってさまざまなことやらないといけないので、CEOのために半年も一年も待ってられない中、想定内に落ち着いた」と話した。日産の9日の株価は一時前日比1.4%安の651.4円と小幅に反落した。

内田氏は1991年に同志社大学神学部を卒業後、日商岩井(現双日)を経て、2003年に日産に入社。16年からアライアンス購買担当の常務執行役員を務めた。18年からは中国合弁会社、東風汽車有限公司の総裁を務めており、筆頭株主のフランス、ルノー側からも同氏を支持する声があるという。

同日夜に横浜市内の本社で会見した豊田正和社外取締役(指名委員長)は、内田氏を昇格させた理由について、幼少期からの海外居住経験や日商岩井時代からの多彩な経歴、ルノーとのアライアンス重視の姿勢や経営の課題としてスピードを重視していることなどを挙げ、取締役全員の意見が一致したと述べた。

木村康取締役会議長は、「新たなリーダーシップによる新体制のもと、早期の業績回復と日産の再建に全社一丸となって取り組んでいただきたい」と話した。さらに集団指導体制とした理由として「お互い切磋琢磨し、支えながらいくのが非常に透明性もあって公平な判断ができる」ためと述べた。

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最終更新:10/9(水) 11:00
Bloomberg

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