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巨人・山口、虎の勢い止めた炎の126球!これがセ投手3冠男の底力

10/10(木) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦、巨人5-2阪神、巨人2勝、9日、東京D)勢いのある阪神打線の前に、どっしり立ちはだかった。大事な初戦を託された巨人・山口俊投手(32)がCS初先発で勝利。レギュラーシーズンの「伝統の一戦」とは違い、左中間席まで埋め尽くしたG党からの大歓声に頬を緩めた。

 「初球から飛ばしていく。それだけでいきました。序盤からあれだけ点を取ってもらったので、ぶざまなピッチングはできないと思った」

 地中に根を張った大木のように強固な下半身から、最速151キロの直球とフォークボールを投げ込む。四回に1点を失ったが、「最少失点で抑えられたのはよかった」。7回終了時で115球だったが、八回も続投を志願。7回1/3を1失点、126球の力投だった。

 今季はエースの菅野が3度離脱する中、投手陣の柱として最多勝(15勝)、最高勝率(・789)、最多奪三振(188)の3冠に輝いた。そんな山口もユニホームを脱げば、大黒柱として家族を支える2児の父親。球宴前の7月11日。32歳の誕生日を迎え、家族から祝福された。

 食卓に愛妻の手料理とケーキが並び、部屋にはパーティー用の大きなバルーンで『HAPPY BIRTHDAY 32』の文字が飾られた。英語が堪能な長女からは、似顔絵とともに『I love Daddy』と書かれた手紙のプレゼント。「子供に我慢をさせたくない。その一心です。今の僕の野球は」。最も身近な存在が自身の支えだ。

 次は中4日で14日の第6戦にスタンバイする。「一戦一戦、気を引き締めて戦っていきます」。7年ぶりの日本一に、背番号11は欠かせない。 (赤尾裕希)

 ◆山口について巨人・宮本投手総合コーチ 「ブルペンからすごい球を投げていた。3冠のプライドでしょう。(第6戦に登板の可能性は)あり得るが、そこまでもつれたくない」

最終更新:10/10(木) 8:41
サンケイスポーツ

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