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F1日本GP|山本尚貴、翌日に迫ったフリー走行1回目の出走に向け“大忙し”「時間が過ぎるのがあっという間!」

10/10(木) 20:05配信

motorsport.com 日本版

 日本人ドライバーとしては5年ぶりにF1の公式セッションに出走する山本尚貴。走行を翌日に控え、F1のパドックを楽しみつつも、フリー走行への準備に余念がない様子だった。

 山本は9日(水)の午後に鈴鹿サーキット入りし、早速チームとミーティング。10日(木)も朝からサーキットに到着すると、エンジニアたちとともにトラックウォークに出かけた。午後はコックピット脱出テストや各メディアの取材対応に追われるなど、非常に忙しい1日を過ごしていた。

 特に現行のF1マシンに初めて乗るという“ぶっつけ本番”の状態となるため、念入りな確認作業を行っているという。

「水曜日の午後にサーキット入りして、チームとミーティングをしたり、FP1での走行プログラムについての確認をしました」

「鈴鹿サーキットの経験はたくさんありますけど、F1での実走行経験は全くないので、できる限りの準備をしようとしている真っ最中です。楽しんではいますが、いくら時間と頭があっても足りないくらい……という状態で、ここまで時間が過ぎるのがあっという間という感じです」

 そう語った山本だが、普段彼が参戦しているスーパーフォーミュラやスーパーGTとは異なり、リラックスした表情をみせていたのが印象的だった。また、この日は朝から多くのファンがサーキットに駆けつけ、山本もピットウォークではサイン攻めに遭うなど、F1独特の雰囲気を楽しんでいる様子も見られた。

「(スーパーフォーミュラやスーパーGTと比べると)かかっているプレッシャーが違います。今回のチャンスも自分の人生を大きく左右する舞台にはなると思います。でも、チャンピオンシップがかかっていないという意味ではそこまでナーバスになることも緊張することもないです。むしろ、このFP1のためにたくさんの方が来てくれると思います」

「木曜日の段階で、すでに多くのファンの方が来てくれて声をかけてもらえました。すごく嬉しいですし、そういった方たちの声に応えるためにも自然と笑顔になっていたと思います」

「こんなチャンスは滅多にあることではないですし、こんな気分でサーキットに来られるのもほとんどないです。明日起きたら気分が少し変わっているかもしれませんが……思い切り楽しみたいなと思って過ごしています」

 フリー走行1回目に向けて様々な走行プログラムが用意されているというが、その中で山本はホンダのパワーユニットのパフォーマンスをさらに活かすようなことをしたいとコメント。緊張はしているものの、この状況を思いきり楽しみたいと、翌日に迫ったフリー走行1回目に向けた意気込みを語った。

「僕の最大の利点はホンダのエンジニアさんと日本語で細かく会話ができるということです」

「もちろん、僕はF1の経験がないので学ばないといけない作業という部分ではゼロからのスタートですが、日本語で細かくコミュニケーションが取れるので、より細かく詰められる部分もあると思います。明日の90分間では何かホンダのためにもチームのためにも有益なデータを残すことができればなと思っています」

吉田知弘

最終更新:10/10(木) 20:34
motorsport.com 日本版

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