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吉野さん「三度目の正直とはこれ」 受賞後、出社の朝

10/10(木) 10:50配信

朝日新聞デジタル

 ノーベル化学賞の受賞が決まった旭化成名誉フェローの吉野彰(71)さんは、午前7時から報道各社のインタビューをこなし、午前8時40分ごろに東京都千代田区の旭化成本社に出社。玄関前に集まった報道陣に「気分はいかがですか」と問われると、笑顔で「最高です」と応じた。

【写真】多くの社員らに拍手で出迎えられ、笑顔であいさつする吉野彰さん=2019年10月10日午前9時3分、東京都千代田区、林敏行撮影

 29階のカフェテリアで午前9時から開かれた花束贈呈式で、吉野さんは集まった大勢の従業員を前にあいさつした。昨晩の受賞連絡について「夕方6時15分ぐらいに電話を頂き、はじめはドッキリカメラかなと思った。でもしばらくしたら、会見が始まって名前を呼ばれたので本当だった」と振り返った。

 同社名誉会長の「年初にいいことがあれば、その年は絶対いいことが続く」という言葉を引き合いに出し、元日の全日本実業団対抗駅伝で同社陸上部が優勝するたび「あ、今年だなと正直思いました」と、受賞への秘めた思いをユーモアたっぷりにスピーチ。会場は笑いに包まれた。駅伝で3連覇した今年、ノーベル賞も受賞が決まり、「三度目の正直とはこれなんだ」と語ると、拍手が起こった。

 その後、両側に列をなした従業員から祝福されながら、ゆっくりと会場を後にした。(今直也、上地兼太郎)

朝日新聞社

最終更新:10/10(木) 11:31
朝日新聞デジタル

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