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【セCS】初アーチの巨人・岡本に「ボケッ」事件の教訓

10/10(木) 16:34配信

東スポWeb

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦が9日、東京ドームで行われ、1位の巨人が5―2で3位の阪神に先勝。対戦成績を1勝のアドバンテージを含め2勝0敗とした。勝利の立役者は岡本和真内野手(23)で、初回に“CS1号”となる丸とのアベック弾を叩き込むなど2安打、1打点だった。

 鮮やかな先制パンチだった。初回二死から、まずは丸がバックスクリーン左へ先制ソロ。続く岡本はフルカウントから甘く入ったフォークを左翼席へ突き刺し、勢いに乗る猛虎の出鼻をくじき、最後まで主導権を譲らなかった。初戦をモノにした原監督は「いやいや、見事ですね。初回の2点、次の3点を取ったイニングも非常に大きかったですね」とたたえた。

 シーズン中から3、4番コンビを組んできた丸との息はピッタリだ。試合開始直前のベンチでは丸から大量の目薬をドバドバと注入され、岡本は「目薬のおかげで良く見えました」と苦笑い。ともに上がったお立ち台でも“主役”の座をさらった。先輩の丸に何度も「岡本さん」と連呼されてタジタジになりながらも、CS初アーチには「去年はヒット1本だったんで。今日の試合で2本打ったんで…キャリアハイです」と“岡本節”で大観衆の爆笑を誘った。

 何となく周囲をホッコリさせるユニークキャラで誰からも愛される岡本だが、こんな面白トークができるのも大きな壁を乗り越えたからこそだ。“事件”が起きたのは、8月28日の広島戦(東京ドーム)だった。天敵相手に2点を先制された5回に坂本勇の2ランなどで3―2と逆転。岡本もこの流れに乗って25号ソロをぶち込んだところまでは良かったが…。

 ダイヤモンドを一周し、ベンチ前ではナインの祝福を受けて気分も高揚したのか、観客席にジャビット人形を投げ込んだ際に思わず「ボケッ!!」と叫んでしまったのだ。

 もちろん、対戦相手やファンへの悪意はなかった。ナインの一人も「和真は関西人(奈良出身)だから。『よっしゃ!!』ぐらいのつもりで言っただけですよ」とフォローしていたが、岡本の発言はテレビ中継用の音声にバッチリと拾われていた。事態を把握した球団は「品がない。言動には気をつけなさい」と厳重注意。岡本は猛省するしかなかったが、ファンを沸かせるトークの裏では人一倍“安全運転”を心がけている。

 とにもかくにもチームは絶好のスタートを切った。しびれる初戦で一発を放った後の岡本は笑顔で人形をスタンドへ。こちらも成長の跡をみせた主砲は「早く2試合で決めて日本シリーズに行きましょう!」とG党に呼びかけた。この勢いのまま一気にカタをつけられるか――。

最終更新:10/11(金) 17:12
東スポWeb

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