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米中が閣僚級貿易協議=2カ月半ぶり-中国の譲歩焦点

10/10(木) 22:47配信

時事通信

 【ワシントン、北京時事】米中両政府は10日、ワシントンで2カ月半ぶりとなる閣僚級の貿易協議を再開した。

【図解】米中貿易摩擦の主な経緯

 貿易戦争の長期化で両国の景気に陰りも見える中、関税合戦の悪化を回避できるかが焦点。ただ、中国が対立の小さい米農産物の購入や金融市場の開放などを中心とした部分合意を探るのに対し、米国は強硬姿勢を崩していない。

 2日間の協議で米国は、知的財産権侵害や技術移転の強要、産業補助金、農業、金融など幅広い分野を扱いたい考えだ。米国はライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官、中国は劉鶴副首相らが参加。トランプ米大統領と劉副首相は11日に会談する見通し。

 最も難しい問題は、国有企業を優遇する中国の産業政策の扱い。劉副首相は構造改革を確約する提案はしない方針と報じられており、香港紙によると、中国は7、8日の次官級協議で補助金政策や技術移転の議論を拒んだ。一方、米国が10月15日と12月15日に計画する対中制裁関税拡大を見送ることを条件に、米国産大豆の大量購入に応じるとの見方も出ている。 

最終更新:10/11(金) 10:08
時事通信

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