ここから本文です

森木大智擁する高知を破った142キロ右腕・和田 育也ってどんな投手

10/10(木) 6:00配信

高校野球ドットコム

10月6日(日)に行われた第72回秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選準々決勝。て森木 大智(1年)らを擁する高知を6回コールド10対0で下した高知中央。そこでエースを務める和田 育也(わだ なるや・投手・2年・右投右打・179センチ78キロ・南国ヤングマリナーズ出身)を今回は紹介。また、高知中央の注目選手も何人か取り上げていきます。

【写真】敗れた高知は最後に森木大智が打者1人だけ投げて秋を終えた

独特のカーブ・スライダー備える最速142キロ右腕

「高知中央10対0高知」
 2019年10月6日・14時37分。6回までしか入らなかった高知市東部総合運動公園野球場のスコアボードには衝撃的なスコアが刻まれていました。

 その主役はもちろん「県新人大会で宿毛工に負けた後『我々は受けて立つ立場ではない』という意識付けをして、高知に胸を借りる気持ちでやってきた」重兼 知之監督の付託を14安打10得点で見事に体現した高知中央打線。そして最速139キロのストレートとスライダー・カーブを駆使して高知打線を6回117球4安打4四死球4奪三振無失点に封じたこの右腕でした。

 和田 育也(わだ なるや・投手・2年・右投右打・179センチ78キロ・南国ヤングマリナーズ出身)

 南国ヤングマリナーズでは2017年「第9回少年硬式野球四国選手権大会」初優勝にエースとして大きく貢献し「第11回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」でもベスト8進出。その功績を認められ、同年11月に愛媛県松山市で開催された「U-15 アジアチャレンジマッチ2017 」では四国地区で唯一侍ジャパンU-15代表に選出されると、松山市代表相手に1回を無失点に抑えこんでいます。

 その後、一度は高知県外の高校に進学するも2年生6月からは「楽しく野球ができる」高知中央に転校。夏の高知大会直前に登録されると最速142キロをマークする主戦としてここまで奮闘を続けています。

 この日は高めの抜け球をも見せ球に変える「高さとインコース・アウトコースの投げ分けを意識した」配球と「いつもより曲がりが小さかったのがかえってよかった」120キロ前後スライダーとカーブの当初軌道一致が、相手打線を大いに惑わせることに。「よく相手打者を観察してリードしていた」と指揮官も絶賛した主将・管原 洸太(2年・捕手・右投右打・179センチ68キロ・大阪東淀川ボーイズ<大阪>出身)との呼吸もぴったり合っていました。

 「次の明徳義塾戦では初回から飛ばしていきたい」と意気込む和田投手。独特の変化球軌道は十分使えるだけに、春を迎えるまでにすべての球速帯が5~8キロ上がれば今季7年目でNPB一軍初勝利をあげた田川 賢吾、終盤には二軍のローテもままされるようになった日隈 ジュリアス(いずれも東京ヤクルトスワローズ)に続く3人目の高卒ドラフト指名選手が生まれる可能性も高まってくるのではないでしょうか。

1/2ページ

最終更新:10/10(木) 6:00
高校野球ドットコム

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事