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元国会議員・立花孝志氏(N国党代表) VS 前埼玉県知事・上田清司氏の構図が意味するもの|参議院埼玉選挙区補欠選挙は10月10日告示、10月27日投開票

10/10(木) 17:05配信

選挙ドットコム

10月10日に告示された参議院埼玉県選出議員補欠選挙(以下、今回の補選)には、今年7月の参院選で初当選したNHKから国民を守る党(以下、N国党)代表の立花孝志氏と元衆議院議員で4期16年埼玉県知事を務めた上田清司氏の2人が立候補を届け出ています。

上田氏の立候補表明に対し、自民党などが独自候補の擁立に動いていましたが9月下旬に擁立見送りを決めています。立花氏は今回の補選にN国党が候補者を擁立する旨を動画などで述べていましたが、8日の記者会見・自身のYouTubeチャンネルの動画で立花氏自身が立候補する意向を表明しました。

今回の補選における各政党のスタンスやこの構図が持つ意義などを考えてみます。

これまでの補欠選挙や知事選で多かった構図は…?

今回の補選を考える上でまず、これまでの知事選や国会議員の補欠選挙の構図でどんなものが多いか、今年行われた選挙を例にみてみましょう。

わかりやすいのが4月の統一地方選で行われた北海道知事選のような与野党対決の構図です。北海道知事選は国政与党が支援する新人と国政野党が支援する新人の一騎打ちでした。このような与野党対決は、同じく4月に行われた国会議員の補欠選挙の衆議院沖縄3区補選でもみられました。

7月の参院選の選挙区選挙では、複数人区で与野党ともに複数の候補者を擁立する選挙区もあったため一概にはいえませんが、一人区では野党共闘により野党候補が一本化され、与党候補との一騎打ちの構図でした。一方でN国党も37選挙区に候補者を擁立し、全国の選挙区での合計得票率によって政党要件を満たすことにつながりました。

また、知事選や市区町村長選でよくみられる構図として与野党相乗りがあります。4月の統一地方選では神奈川県知事選や三重県知事選、大分県知事選などがこれにあてはまるといえます。現職の候補者を国政の与野党がともに推薦・支持などをする構図で、このような場合には現職候補に挑むような形で共産党の推す候補者が立候補することも度々みられます。

統一地方選の知事選で目立った保守分裂の構図も紹介しておきましょう。これは福井県知事選や島根県知事選、徳島県知事選でみられた形ですが、自民党本部などの方針と、自民党の地元組織などの方針が食い違ったまま調整がつかない場合にみられることが多い構図です。

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最終更新:10/10(木) 17:05
選挙ドットコム

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