ここから本文です

マクドナルド社長が新入社員に「キャリアプランなんかいらない」と言い切った理由

10/10(木) 12:01配信

新R25

社会人なら誰しも一度は、こんなことを聞かれたことがあるはず。

「将来のキャリアプランは決まってる?」

うまく答えられずに悩んだり、「自分は将来が見えてないからダメなんだ…」と自己嫌悪に陥ったりしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

かつて日本マクドナルドで“伝説の店長”と呼ばれ、自身の講演を発信しているYouTubeチャンネルは登録者数78万人(2019/10/9現在)を誇る“炎の講演家”・鴨頭嘉人さんも、以前はマクドナルドの採用担当として学生たちに「キャリアプラン」を問いかけた経験があるそう。

しかしあることがきっかけで、「キャリアプランなんてなくたっていい」と強く思うようになったんだとか。

そのきっかけは、当時のマクドナルド社長が披露した“名スピーチ”にありました。

全力を注げば、キャリアは向こうからやってくる

マクドナルドの人事部で働いていたころ、当時社長だった原田泳幸さんが入社式で披露したスピーチが今でも忘れられない。

原田さんはズラーっと並んだ新入社員を相手に、

「うちも含めて、世の会社の大半が君たちに『将来のキャリアプランは?』って何度も聞いてきたと思う。

でも、キャリアプランなんていらない。だって将来のことなんかわかるわけないだろ。俺だってわかんなかったよ」って言ったんですよ。


原田さんはマクドナルドの社長になるほど優秀な経営者だけど、ちょっと変わった経歴の持ち主で。

取り立てて高学歴なわけでもなく、経営とはほど遠い「電気技工士」としてキャリアをスタートしたんです。

そのあとAppleに転職して、数年後に突然マクドナルドに引き抜かれて社長になった。そんなのは、原田さんからすると「自分のキャリアプランにはなかった」と言うわけ。

原田さんはこう続けた。

「本当のキャリアプランというのは、目の前のやりたいことにすべてを捧げることだ。そうすれば、キャリアは向こうからやってくる」って。

俺はそれを聞いて、感動しちゃいました。


俺だって、数年前は今のようなキャリアになるなんて想像もしていなかったし、まわりの誰もそんな期待をしていなかったと思う。

昔、Webメディアの取材を受けたときの記事のタイトルが『「マクドナルドの厨房で死ぬ」と言い切った男』なんだよね(笑)。

そんな俺が、今ではどうなってると思う? 3つの株式会社と、NPO法人1つの社長をやっている。

「マックの厨房で死ぬ」って言ってた人間がだよ? もちろん、厨房で死ぬのだって悪くない。でも、今の俺だって悪くないよね。

「キャリアプラン」なんて、あとから変わって当然なんです。

1/2ページ

最終更新:10/10(木) 12:01
新R25

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事