ここから本文です

【ラグビー】NZへの挑戦叶わぬまま無念の幕切れ イタリア代表指揮官「W杯が練習場で終わるなんて。ひどい話だ」

10/10(木) 21:58配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 台風19号接近にともない、10月12日に予定されていたニュージーランド対イタリア戦(愛知・豊田スタジアム)とイングランド対フランス戦(神奈川・横浜国際総合競技場)の開催中止が決定した。

 2勝1敗だったイタリアは、ニュージーランドに勝てば悲願のベスト8入りの可能性があったが、最終戦を戦うことなく日本大会を終えた。ニュージーランドは3勝1分(総勝ち点16)となり、プールB1位通過が確定した。
 プールCのイングランドとフランスは両チームとも3勝無敗ですでに準々決勝進出を決めていて、総勝ち点17となったイングランドが1位、同15のフランスが2位通過となる。

「ニュージーランドと対戦したかったから、明らかにみんな落ち込んでいる」
 10日に記者会見をおこなったイタリア代表のコナー・オシェイ ヘッドコーチがチームの様子を明かした。
「セルジョ(パリッセ)、アレッサンドロ(ザンニ)、それにレオナルド(ギラルディーニ)にとってはおそらく最後の試合だったし、若手にチャンスを与える機会だったから」

 ワールドラグビーにとっては難しい決断だったに違いないと、理解を示したイタリア代表の指揮官だが、決勝トーナメント進出がかかっていた重要な試合だっただけに、失望を隠せなかった。
「選手たちはイタリアのラグビーに人生を捧げてきた。彼らのワールドカップはプレーフィールドでおこなわれるべきなのに、練習場で終わることとなった。ひどい話だ。ワールドカップの終わりが観衆やテレビで見ているファンの前ではないなんて、言葉にならない。決定を受け入れるのは本当にとてもつらい」

 過去、イタリア代表がニュージーランド代表に勝ったことは一度もなく、1年前には地元ローマで63点差の大敗を喫している。さらに進化してワールドカップ3連覇を狙うオールブラックスを、ベスト8入りを果たしたことがないイタリアが破るのは難しいと多くの人が予想していたかもしれない。

 しかし、「チャンスはあった」とオシェイ ヘッドコーチ。「彼らを倒しただろうとは言わないが、ピッチでフィニッシュしたかった。何でも起こりえる。ニュージーランドとの試合は我々のワールドカップの最終戦ではなかった。それは私たちの旅の次への挑戦であり、それが私たちのメンタリティだった」

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事