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かつて岡山県内最大の娯楽街 千日前商店街の名物看板消える 新市民会館の移転新築に伴い

10/10(木) 23:20配信

山陽新聞デジタル

 岡山市中心部の千日前商店街(同市北区表町)に設置されていた名物看板が取り外された。かつて岡山県内最大の娯楽街だった地区の盛衰を30年余り見守ってきたが、新市民会館の移転新築(2022年予定)に向けて老朽化したアーケードとともに姿を消した。

 看板は1986年ごろ、同商店街振興組合が南側入り口に取り付けた。ポップでカラフルなデザインで、難波正治理事長(74)は「楽しい雰囲気が千日前らしいと満場一致で決まった」と懐かしむ。

 商店街は80年代まで映画館が集積するなど活況を呈し、70店以上が軒を連ねていたが、シネコンや郊外の大型店との競合などから次第に客足が遠のいた。空き店舗や駐車場が増え、組合に加入する店舗は今や10店に満たない。

 看板とアーケードの撤去は、新市民会館の開館に合わせて一帯の活性化を目指す官民によるプロジェクトの一環。今後、街路整備なども計画しており、世話役の宮脇徹さん(53)は「慣れ親しんだ看板がなくなったのは寂しいが、街が生まれ変わるきっかけにしたい」と話す。

最終更新:10/10(木) 23:20
山陽新聞デジタル

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