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高級魚の栽培漁業 稚魚の生産力向上へ 新施設完成/富山

10/10(木) 19:24配信

チューリップテレビ

 高級魚として知られるキジハタとアカムツ。
 県が進める栽培漁業の事業化に向け、滑川市に稚魚を育てる新たな施設が完成しました。

 10日は滑川市の県水産公社・栽培漁業センターで、キジハタとアカムツの稚魚を育てる種苗生産施設の完成記念式がおこなわれ、石井知事や漁業関係者ら50人が参加しました。
 県は、水産資源の持続的な確保と漁業者の収入向上のため、卵から稚魚を育てて放流する「栽培漁業」を推し進めていて、近年では、漁業者から要望が多かった高級魚のキジハタやアカムツの種苗生産技術の開発に取り組んできました。
 今回完成した施設は、これまでになかった水温調節機能や照明の調節設備を加え、より魚にストレスを与えない環境が整っています。
 また、これまでの倍近い年間6万5000匹の生産が可能となりました。
 現在、施設内に飼育されているのはキジハタのみで、県は今後、現在1パーセントほどに留まっている放流したキジハタの回収率を5パーセントまで引き上げたいとしています。
 県によりますと、アカムツの稚魚の飼育に成功したのは、富山県が全国で初めて。
 キジハタの回収率が5パーセントまで向上したのをめどに、アカムツの種苗生産に切り替えるとしています。
 大量生産に成功すれば、近い将来、高級魚を食べる機会も増えるかもしれません。

チューリップテレビ

最終更新:10/10(木) 19:24
チューリップテレビ

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