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必要となる確率が低い「先進医療保障」 それでも筆者が加入した理由とは?

10/10(木) 19:02配信

マネーの達人

最近では、「先進医療保障特約」をつけられる医療保険やがん保険がメジャーになりつつあります。

主契約に含まれている場合もありますが、特約として付加することが多いため、「本当に必要?」と迷う方もいるようです。

そこで今回は、先進医療保障の内容や、必要かどうかの考え方などについて解説します。

先進医療への備えは必要?

「先進医療」とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術のことです。

先進医療の技術料は、公的医療保険の対象外で全額自己負担になります。

■高額の先進医療が必要になる確率は低い

「全額自己負担」と聞くと不安になりますが、実は先進医療は何百万円もかかるようなものばかりではありません。

たとえば、「前眼部三次元画像解析」のような検査技術であれば数千円程度、実施件数の多い「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」でも、平均技術料は60万円ほどです。

先進医療は、保険診療の対象として適正かどうか現在検討されている医療技術です。

つまり、現在は先進医療として全額自己負担になっている治療も、安全性や有用性が認められて、数年後には保険診療の対象となっている可能性もあります。

また、先進医療の実施件数自体も非常に少なく、限られた病院や機関でしか受けられません。

以上のことからも、実際に高額の先進医療を受ける確率はかなり低いといえるでしょう。

■それでも筆者が先進医療保障をつけた理由

上述した内容から、「先進医療への備えは不要」とする考えもありますが、筆者自身は先進医療保障を付加しています。

そもそも保険は、「収支のバランスが大きく崩れる危険」に備えるものです。

たとえば、先進医療である重粒子線治療にかかるお金はおよそ300万円します。

がんの闘病生活に加え、これだけ大きな額が必要になると、家計に大きなダメージを与える可能性もあります。

また、「お金がないから先進医療はあきらめる」という状況は避けたいという思いもあります。

必要になる可能性は低いと理解しつつも、筆者が先進医療保障をつけている理由は、

家計破綻や治療法の選択肢がせばまる不安に、毎月100円程度で備えられるなら、その価値は大きいと考えているからです。

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最終更新:10/10(木) 19:02
マネーの達人

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