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韓国の国家競争力、2段階上昇した世界13位を記録

10/10(木) 10:43配信

ハンギョレ新聞

世界経済フォーラム(WEF)の国家競争力評価 昨年15位から今年13位に上昇 ICT 1位、革新力量6位など高評価 労働市場・銀行の健全性などは限界に揚げられる

 世界経済フォーラム(WEF)が毎年算定する国家競争力評価で、韓国が昨年より2階段上昇した13位を記録した。昨年に続き、2ランクずつ国家競争力評価が改善されている。

 世界経済フォーラムは、今年141カ国(経済圏)のマクロ経済の健全性や金融・労働市場の効率性、企業の革新度、人的資源の優秀性などを基に国家競争力を評価した結果、韓国が13位を記録したと9日(現地時間)に発表した。

 韓国の国家競争力順位は2014年に過去最低の26位に下落して以来、2017年まで4年連続でし同じランクだった。世界経済フォーラムは2018年から評価項目を改編して、新しい指標に基づいて国家競争力を評価ており、時系列比較のため前年度の2017年の順位も新しい指標によって遡及評価した。新しい指標によると、韓国は2017年17位に続き、2018年15位、2019年13位と、毎年2ランクずつ情報傾向にある。

 世界経済フォーラムは、国際通貨基金(IMF)や世界銀行(WB)などから確保した統計や各国の最高経営者(CEO)のアンケート調査を基に、毎年各国の国家競争力を評価している。アンケート調査などが評価項目に含まれるため、経済学界では国家競争力の順位そのものより上昇と下落の傾向に重きを置くべきだと助言する。世界経済フォーラムは、経済学者や企業家、政治家が一堂に会し、世界経済の見通しについて話し合う民間会議体で、開催場所の名前にちなんだ「ダボスフォーラム」という名称が一般的に使われている。

 同日、世界経済フォーラムの評価結果によると、韓国のマクロ経済の安全性など経済体質と革新力のなどが優れていることが分かった。先にマクロ経済の安全性と情報通信技術の普及の項目は前年に続き、今年も1位を占めた。インフラ項目も昨年と同じ6位と評価された。また、革新の力量は昨年8位から今年6位に、保健項目は19位から8位へとそれぞれ上昇した。

 一方、労働市場と金融、企業活力の分野では相対的に低く評価された。労働市場に対する評価は昨年48位から今年51位に順位を落としたが、特に雇用・解雇の柔軟性(102位)や労使協力(130位)、労働者の権利(93位)などが問題視された。ただ、給料や生産性(14位)項目は高い点数を受けた。金融は、中小企業への資金調達(37位)、ベンチャー資本利用可能性(51位)などだった。また、企業活力の項目は昨年22位から25位で3ランク下がったが、オーナーリスクに対する態度(88位)や権限委任の意志(85位)など、韓国企業の支配構造に対する指摘が多かった。世界経済フォーラムは、基本環境(インフラ・マクロ経済など)▽人的資源(保健・技術など)▽市場(労働市場・金融など)▽革新環境(革新力など)など4分野に分けてそれぞれの国の国家競争力を評価する。

 世界で最も国家競争力が高いと評価された国はシンガポールだった。また、米国や香港、オランダ、スイス、日本、ドイツの順に高い評価を受けた。シンガポールは昨年2位だったが、今年は米国に入れ替わって1位を記録した。日本(6位)と英国(9位)も昨年より1ランクずつ順位を落とした。韓国は東アジア・太平洋圏の国々の中では5位を、経済協力開発機構(OECD)国の中では10位を記録した。

 世界経済フォーラムは「韓国は情報通信技術部門を率いるグローバルリーダーで、世界最高水準のマクロ経済の安定性と革新力を備えている」とし、「ただし、企業家精神の高揚と労働市場の二重構造および硬直性の改善などが必要だ」と評価した。企画財政部は「マクロ経済の安定的管理やインフラ拡充などを通じて、優秀な分野の競争優位を継続する一方、革新成長にも拍車をかける」とし、「規制改革や労働市場の改革などを持続的に推進し、経済の体質を改善する努力も並行する」と明らかにした。

ノ・ヒョンウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:10/10(木) 14:10
ハンギョレ新聞

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