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豚へのワクチン接種、埼玉・群馬など10県に推奨

10/10(木) 15:52配信

読売新聞オンライン

 家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染が拡大している問題で、農相の諮問機関「食料・農業・農村政策審議会」は10日、豚へのワクチン接種を可能とする「特定家畜伝染病防疫指針」の改正案を江藤農相に答申した。農林水産省は改正指針を近く施行し、野生イノシシの感染が確認された10県を接種の推奨地域に設定。自治体側が同意すれば、今月末にもワクチン接種を始める。

 豚コレラのウイルスは、野生イノシシが媒介して広めているとされる。このため、改正指針では、野生イノシシの感染が確認され、豚への感染リスクが高い自治体を農水省が接種の推奨地域に設定するとした。農水省は、埼玉、群馬、富山、石川、福井、長野、岐阜、愛知、三重、滋賀の10県を推奨地域に設定する。

 設定された自治体の知事は今後、接種するかどうかを判断し、接種する場合、開始時期や対象頭数などの計画をまとめた「接種プログラム」を農水省に提出する。

 接種された豚は基本的に豚コレラに感染しない。農水省は、その肉や加工品の流通は制限せず、生きた豚についても、食肉処理場や出入りする業者・車両の消毒を徹底するといった対策を前提に、接種地域外への出荷も認めるという。

最終更新:10/11(金) 23:52
読売新聞オンライン

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