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F1日本GP木曜会見:フェルスタッペン、台風直撃の可能性にも平静。「土曜のイベントがキャンセルされたとしても、今回が初めてじゃない」

10/10(木) 19:45配信

オートスポーツweb

 F1第17戦日本GPの木曜日のFIA会見の出席者は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の5人。

火曜日のイベントではマックス・フェルスタッペンがホンダRA272をドライブ

 今年からホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を走らせているフェルスタッペンにとっては、今年がホンダ・ユーザーとして初めて臨む日本GPとなる。

「ホンダにとってホームレースだから、今週はちょっと忙しいね。火曜日は一日、イベントに参加した。でも、その中にはホンダにとってF1での初勝利を遂げたマシン『ホンダ RA272』をドライブするというものもあったから、忙しいなんて言ってられないね」

 ちなみにRA272は1965年の最終戦メキシコGPでリッチー・ギンサーがホンダに史上初のF1優勝をもたらしたマシンなのだが、フェルスタッペンによれば、「うまく運転することができず、ちょっと立ち往生してしまった」らしい。

 気になるのは、ホンダのスペック4が搭載されたレッドブルのマシン、RB15に乗っての週末の意気込みだ。というのも、フェルスタッペンはレッドブルで臨んだ過去3年間の日本GPで2位(2016年)、2位(2017年)、3位(2018年)といずれも表彰台を獲得しているからだ。

「もちろん、表彰台が僕たちの目標であるには間違いない。どうなるかは始まってみないとわからないけど、ベストを尽くすことは約束する」

 始まってみないとわからないのは、レッドブル・ホンダのパフォーマンスだけではない。現在、日本に接近している台風19号の影響だ。現時点では金曜日と日曜日はセッションが行われるだろうが、台風が直撃する可能性がある土曜日はセッションの時間が変更になるか、イベントそのものがキャンセルされる可能性もある。心配する声にフェルスタッペンはジョークを交えて、こう切り返した。

「スピードボートを持ってきているから、土曜日に雨が降っても大丈夫だよ。まあ、それは冗談として、土曜日のイベントがキャンセルされたとしても、今回が初めてじゃない。2015年だったかな、オースティンでもあった(編注/豪雨によりレースグリッドは予選のQ2での順位で決定)。そうなれば土曜日に少し自由な時間ができるね。ただ、日曜日の朝は(予選を行わなければならないから)、いつもより少し早く起きなければならないけど、大した問題じゃない」

■ルクレールは前戦ロシアGPのチームオーダー問題は解決と主張
 前戦ロシアGPのレース戦略で、チームメイト同士でちょっとした意見の食い違いがあったフェラーリ。レース中、無線で不平を漏らしていたルクレールは、すでに問題は解決したと語った。

「いくつか、僕たちの間で誤解があったことは確かだ。そのことについては、すでに話し合いを行い、お互い解決している。でも、今回のことは元々、そんなにたいてしたことじゃないんだ。周りが少し騒ぎすぎているだけだよ。モータースポーツではチームメイトが最大のライバルだから、僕はセブ(ベッテル)に勝ちたいし、セブも僕を倒したいと思っているはず。でも、それはフェラーリだけでなく、どのチームでも同じ。そして、僕たちの本当の目標はチームメイトを倒すことじゃなく、チームにとって最高の結果をもたらすこと」

 今シーズン限りでルノーを離脱することが決定しているヒュルケンベルグは、いまだ来季のシートが決まっていない。「このままシートが見つけられないことも考えているか? その場合、どんな選択肢が残っているのか?」という質問に、ヒュルケンベルグらしい切り返しを披露した。

「ピザ職人にでもなろうか(笑)。冗談はこれくらいにして、まじめな話、来年F1のシートがないことを想定していなかったから、そんなに考えていないんだ。そうなったら、そうなったで、それからゆっくり考えるよ。新しい挑戦を見つけなきゃいけないからね。ただ、いずれにしても、どこかでレースしていると思うよ。だって、僕はレースすることを愛しているから」

 今回の日本GPで初めて鈴鹿を走るラッセルは、金曜日の走行が待ちきれない様子。

「F1ドライバーになる前から、何年もここでF1マシンを箸取らせることが夢だった。コース全体のすべてが素晴らしいけど、 特にS字は最高のコーナーだと思う。だから、金曜日や土曜日に雨が降らないことを願っているよ」

 ロシアGPを6位でフィニッシュしたサインツは、それが通算49回目の入賞。今回の日本GPは50回目のポイント獲得を目指す。

「現在49回目というのは知らなかったけれど、今シーズンは、開幕当初と夏休み明けの数戦で、少し足踏みしたけど、それ以外はいいレースができていると思うから、鈴鹿で50回目の入賞が飾れればいいね」

 ちなみに今シーズンここまでドライバーズポイントを66点をあげているサインツだが、これは自身のシーズン・キャリアハイ。日本GPでは過去に10位が2度あるだけ。鈴鹿で入賞できるのか、そして何ポイント上乗せできるのか。ベスト・オブ・ザ・レストであるドライバーズ選手権7位にいるサインツの走りにも注目したい。


[オートスポーツweb ]

最終更新:10/10(木) 19:52
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