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水の中で傘をさして立つアザラシがかわいい! なんでも持つことができるの? 水族館の担当者に聞きました

10/10(木) 7:00配信

まいどなニュース

 拍手するように、脇腹を前足でパチパチたたくアザラシは見たことがありますが、細い傘の持ち手を人間のように両手でしっかり握りしめて立つアザラシさんにはお目にかかったことがありません。

【写真】ヒューヒュー熱いね! 相合傘の水雨ちゃんと海雨くん

 「こんなことしてくれるアザラシさんはじめて会った。かわいかったからおすそ分け。ゼニガタアザラシ@新屋島水族館」というエリィ。(@nansiyo_to)さんのツイートにかわいい!と3.6万を超える「いいね」がつきました。

 それを受けて「私が行ったときはこんな感じでした!」と杖を持つお遍路さんの写真をアップする人や、羽子板を持つお正月の姿をアップする人、「結婚おめでとう!」とブーケを持つ6月の水雨ちゃんをアップする人らが登場し、「おぉ…!かわいいアザラシちゃん達がリプ欄に続々と集まってくる…!リプ欄がしあわせ( ´ω` *)笑」とエリィ。さんも大喜び。

 「アザラシも雨は苦手なのですね」「アザラシの中に人が入っているんじゃないか?!って思ってる人も…?」という声も上がり、アザラシ愛であふれるツイートが広がっていました。アザラシさんが暮らすのは、香川県高松市の「新屋島水族館」ですが、「敷地面積こそ広くないものの、100円で餌やり体験ができたり、いろんな工夫がたくさんしてあったりで、とても楽しめました。距離の近さも魅力です」とエリィ。さん。はおすすめしています。

 「どのショーもクオリティが高かったですし、近距離で見られて最高でした」「トレーナーさんに女性が増えたので、展示の仕方が変わってきた感があります」と言う方も。

 調べてみると、「新屋島水族館」は、標高290メートルの「屋島」にあるめずらしい山上水族館とのこと。水族館の担当者さんに話を聞きました。

 ──こちらのアザラシさん、上手に傘を持っていますね!

 「ゼニガタアザラシの水雨(みう)22歳です。生まれた場所は不明です。正確な時期はわかりませんが10年くらい前から物を持つようになりました。イベントもそのころから始めています。最初に持ったのは1メートルくらいの棒でした。それから今までにおよそ20種類の物を持っています。傘だけでなくパネルやクリスマスリースも持てます」

 ──元号が変わるときには「令和」のフレームも持っていましたね。持てるようになるまではやはり大変なトレーニングをしたのですか?

 「それが、まったく大変ではありませんでした。自分から物を持つようになったので」

 ──えぇ?!アザラシってもともと物を持ったりするんですか?

 「自然界のアザラシも手先は器用なのですが、普通は物を持つことはありません」

 ──アザラシって手先が器用だったのですね! 物を持てるのは水雨ちゃんだけですか?

 「当館ではゼニガタアザラシを4頭飼育していますが、物を持てるのは水雨と海雨(かいう)の2頭です。毎日おこなっているゼニガタアザラシのイベントで物を持っていますので、ぜひ会いに来てください!」

 ──今回、水雨ちゃんがツイートで話題になりましたがどのように受け止められていますか?

 「当館としましても『物を持つアザラシ』はおすすめポイントなので、水雨のかわいさやアザラシの魅力がこのように広く知れ渡っていることに喜びを感じています。現在、新屋島水族館はリニューアルの真っただ中です。今後は施設だけでなくイベントもリニューアルしていくので、初めての方もすでに遊びに来られた方も、ぜひご来館ください!」

 ──ところで、イルカ劇ライブの「侍のお兄さん」の熱演がキレッキレと、ネットで話題になってましたが、どんな内容なんですか?

 「設定は『イルカ2頭と侍、3人で旅をしている』というもので、その目的は理不尽な世の中に苦しんでいる人たちを笑顔にして解決するためです。イルカたちは侍にとって仲間であり、よきパートナーです」

 ──なるほど、それでイルカと息の合ったパフォーマンスができるんですね。そうそう、全国的にもめずらしいマナティーもいるんですよね!?

 「はい。『種の保存のため』と『マナティーの研究のため』に飼育しています。アメリカマナティーについては、当館と沖縄の「美ら海水族館」でしか飼育されていません。そのほかの種類のマナティーとあわせても全国4カ所での飼育になるかと思います」

 ──エリィ。さんも「マナティもカワウソもいるしね!」とおすすめされていました。「職員の方も、平日だったというのもあってか、話しかけてくださったり豆知識を教えてくださったり、とても親切でした(特にカメの水槽のお兄さん)。イルカの水槽では、イルカたちが興味津々に寄ってきてくれるので、一緒に自撮りもできました(これなかなか体験出来ることじゃないです)」とゾッコンでしたね。

 「新屋島水族館」、アザラシの水雨ちゃんに会いに、今度の休みのおでかけにいかがですか?



(まいどなニュース/Lmaga.jp・太田 浩子)

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最終更新:10/10(木) 7:00
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