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ファミリーオフィス、脱香港や資金移動の自由について助言求める

10/10(木) 15:45配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): アジアの富裕層向けアドバイザーたちのもとには、香港と距離を置くための助言を求める電話が多数かかってきている。一部の顧客はすでにシンガポールに拠点を置く銀行に資金を移しているという。

ファミリーオフィスなどから約4500億ドル(約48兆4000億円)の資産の管理を請け負う IQ-EQのアジア執行会長シャンカー・アイヤー氏は、「香港に入るプロジェクトは今、棚上げされている」と語った。

一方、香港を離れる方法について尋ねる電話は頻繁に受けているという。「香港市場に入りたいと考えていた人々は考え直している」として、シンガポールの方がずっとビジネスのしやすい場所だと見なされていると話した。

香港の民主化デモの激化と長期化で投資家は中国当局による直接介入の可能性も心配し始めた。

香港の中倫法律事務所のマネジングパートナー、クリフォード・ウン氏は富裕な個人に国境を越えた取引と投資に関するアドバイスを提供している。1995年以来香港に住んでいるが、 シンガポールに資産を移すことに「前例のない」ほどの関心が寄せられていると話す。

「資金移動の自由について多くの質問を受けた」と言う同氏は、「投資家は不確実性を嫌うが、香港は大きな不確実性の嵐の中の小さな台風だ」と指摘。他人のお金を扱うに当たってのリスク回避が、そのお金を不確実性がより低い場所へと追いやる」と述べた。

原題:Family Office Advisers See Rising Interest in Leaving Hong Kong(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

David Ramli

最終更新:10/10(木) 15:45
Bloomberg

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