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【セCS】阪神・梅野「横田のためにも」あきらめない

10/11(金) 16:32配信

東スポWeb

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦が10日、東京ドームで行われ、1位の巨人が3位の阪神を6―0で下した。アドバンテージを含め3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

 阪神は投打に精彩を欠き2連敗。小刻みな継投策で巨人打線に対抗するも、屈辱の零封負けで早々と王手をかけられた。

 追い打ちをかけるように9回には福留が右ヒザに死球を受け途中交代。試合後はテーピングで固定された右足を引きずりながら、バットをつえ代わりに無言で球場を後にした。それでも矢野監督は「(福留の状態は)まだ分からない。苦しい時こそ前を向いてこのチームはここまで戦ってきた。(日本シリーズ出場へ)4連勝するしかない」と意気込んだ。

 剣が峰に立たされてしまった矢野阪神だが、そんなチームを鼓舞する男がいる。扇の要を担い、選手会長としてもナインをけん引する梅野隆太郎捕手(28)だ。シーズン最終盤の6連勝からファイナルS出場までこぎつけた大逆転劇のターニングポイントとして、梅野は脳腫瘍からの復帰を目指しながら志半ばで今季限りで引退した横田の存在を挙げた。

「野球をしたくても、できない人もいる。横田のためにも…という気持ちが大きい。矢野監督が説いてきた『誰かのために戦う』気持ち、そして(前監督の)金本さんの頃から教えられてきた『戦う姿勢の大切さ』がここにきて(チーム全体に)出てきたと思う。選手一人ひとりも細かいプレーを含め、自分のやるべきことをできるようになってきた」。同期入団の横田の思いを胸に、最後まで諦めない決意だ。

 梅野はプロ1年目に、巨人相手に4連勝した2014年のCSファイナルステージにも控え捕手として出場した。「あの頃に比べると、今は固定されたレギュラーも少なく、戦力的には劣るかもしれない。でも、弱いチームでも束になれば戦える。今は1%でも勝利の確率を上げようという戦い方ができている」。瀕死の虎だが、ギブアップするつもりはない。

最終更新:10/12(土) 16:49
東スポWeb

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