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台風去って河原にしま模様 田辺市五味で地層が露出

10/11(金) 16:30配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市五味、国道371号沿いを流れる日置川の支流・前の川の河原で、昨年夏の台風により、しま模様の美しい地層がくっきりと現れ話題になっている。

 しま模様の地層は川の左岸に長さ約50メートル、幅約15メートルにわたって現れており、対岸にも見られる。地元の西村潤さん(77)によると、昨年8月下旬の台風によって河原の土砂などが押し流されたという。

 元県立高校教諭で地質に詳しい中屋志津男さん(68)=紀美野町=によると、この地域では、砂岩と泥岩が積み重なっている地層「タービダイト」が見られる。

 もともとは数千万年前に、海溝のような深い海底で堆積してできたもので、その後、海洋プレートの運動によって陸側に付け加えられた。その時に地層が折れ曲がり、それが現在、この場所で露出していると考えられるという。

 中屋さんは「きれいに積み重なっている見事な地層」。西村さんは「以前から先端部分が見えていて面白い地層だと思っていたが、こんなに大きいものだったとはびっくり」と話した。

紀伊民報

最終更新:10/11(金) 16:30
紀伊民報

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