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ソフトバンク森は失敗しない 28試合連続でセーブ成功

10/11(金) 8:02配信

西日本スポーツ

 ◆パ・リーグCSファイナルステージ第2戦ソフトバンク8-6西武(10日・メットライフドーム)

【写真】西武に勝利し、握手を交わす森と甲斐

 午後10時を過ぎて鳴り物の使用が制限されても、メットライフドームの熱気は収まらない。

 2点リードの9回、イニングをまたいだ森は先頭の3番森をストレートの四球で歩かせ、本塁打が出ればたちまち同点の場面。「しっかり高さとコースを間違えないように」。続く中村、外崎を封じて迎えたのは、2年連続本塁打王の山川。フルカウントからカットボールを打たせると、力ないゴロが飛ぶ。遊ゴロで試合を締め緊張から解き放たれると、守護神は身を震わせてほえた。

 最大7点リードの試合を落とすわけにいかなかった。お呼びがかかったのは、2点差まで迫られた8回2死一塁。楽天とのCSファーストSからの5試合全てで登板したモイネロの後を継いだ。「準備はできていた」。源田を3ボールにしながらカウントを整え、フォークで左飛に抑えた。

 完全アウェーの中で、アドレナリンは出っぱなしだった。「すごい雰囲気。2チームしか(CSファイナルSを)戦えないので、楽しみながら。みんなでしっかりつないで、最後に僕が抑えればいい」。今季は9月22日オリックス戦(京セラドーム大阪)の1度だけだった「イニングまたぎ」を大舞台でもやってのけた。

 新人から6年連続で50試合以上登板を果たしたレギュラーシーズンが9月29日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で終わると、故郷の徳島へ足を運んだ。同郷の妻が同20日に産んだ第3子の次女に対面するためだった。産後、連日送られてくる写真に力をもらっていたが、念願の初対面で「1泊しかできなかったけど、本当にかわいい」と最高の癒やしを得た。

 ひとたびマウンドに上がると、闘争心をむき出しにて相手打線に立ちはだかる。レギュラーシーズンで5月29日オリックス戦から25試合、CSの3試合を含めると計28試合連続してセーブシチュエーションでのミッションを完了。“失敗しない男”は「メシ食って、寝て、起きて、トレーニングして、また明日投げます」と高らかに声を上げてバスに乗り込んだ。 (鎌田真一郎)

西日本スポーツ

最終更新:10/11(金) 8:18
西日本スポーツ

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