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“カメ止め”の上田監督&人生初取材の主演・大澤数人さんに、『スペシャルアクターズ』の見どころを聞いてみた

10/11(金) 20:32配信

テレ東プラス

興行収入31億円を突破した大ヒット映画『カメラを止めるな!』(以下“カメ止め“)のメガホンを取った上田慎一郎監督による、劇場長編第二弾『スペシャルアクターズ』がいよいよ10月18日に公開されます。

本作品は「緊張すると気絶する役者VSカルト集団」という対立を軸にした痛快エンターテインメントです。1,500名の応募者から選ばれた15人の個性的な俳優たちが、抜群のチームワークを発揮。“カメ止め“を彷彿させる二転三転のストーリーで、思わず何度も観たくなる快作に仕上がっています。

今回は全国ロードショーを間近に控えた上田監督と、10年間の役者人生で現場経験はわずか3回という主役の大澤数人さんにインタビュー。撮影中のエピソードなど、色々と伺ってきました。

2作品に共通するのは、作品の設定と現実が重なるリアリティ

──上田監督、全国公開に向けて現在の心境は?

上田「“カメ止め“の時もそうですけど、公開する前はいつも不安とワクワクが半々です。じっとしていると不安が膨らむので、とにかく出来ることをどんどんやるようにしています。メディア出演や取材、ビラを配りに行ったり、SNSなどで積極的にPRしたり。とにかく出来ることをやるだけですね」

──本作品は“カメ止め“に通じるところがあるのでしょうか?

上田「本作もワークショップを経て、無名の俳優たちで作った映画になっています。出演者は一般の方があまり見たことのない顔ぶれなので、そうした俳優たちの魅力に出会えるのは、“カメ止め“との共通点だと思いますね」

──主演の大澤さんは長編映画の主演は初めてとのことですが、現在の心境は?

大澤「......緊張してます。全国公開前で緊張してますし、この取材も......」

上田「彼は人生初の取材なんですよ。記念すべきことなので、それもぜひ書いておいて下さい(笑)」

──それは......映画のように気絶しないよう、どうかリラックスしてください(笑)

──作品を拝見させていただき、出演者のキャラクターがとても活き活きと感じられました。

上田「売れない無名の役者が映画の中でも、『売れない無名の役者』をそのまま演じているので、映画としての嘘が一つなくなっています。『カメ止め』にもそういったドキュメンタリー性があって、あれは37分のワンカットゾンビ映画を撮影する物語でしたが、僕らもそれを実際に撮影したわけです。同様に今回の作品では、『緊張すると気絶する』設定の主人公を、本当に今まで無名の数人(大澤さん)にあてています。ごめんね、無名とか言って(笑)」

大澤「......いえ(苦笑)」

上田「彼が商業映画の長編に抜擢されて、ものすごい緊張とプレッシャーの中で演じているので、それが本編の主人公の『緊張すると気絶する』という設定にも重なるわけです。(大澤)数人は今35歳で、僕と同い年なんですけど、10年間の役者人生で役者の仕事を3回しかやっていないんですよ」

大澤「......はい、恥ずかしながら(苦笑)」

──それは緊張して当然です。でも、それが作品の見どころにもなっているんですね。気絶するシーンはかなりリアルに感じました。

上田「数人は、この作品の中で常に戦っているんです。大きなプレッシャーを背負う中で何とか芝居を続けている状況だったので、それが役を超えた彼のドキュメンタリーになっています。そこが、まず見どころじゃないですかね。それから繰り返しになっちゃいますけど、今まで見たことのない個性的な俳優たちの魅力に出会えるのは、この作品ならではの楽しさだと思います。見終わった後に『俺の推しはこいつや』とケンカなんかをしてもらえると嬉しいですね(笑)」

──作品全体のテーマについても教えてもらえますか?

上田「主人公がプレッシャーを乗り越えていく話であり、父親との葛藤を乗り越える物語にもなっていますが、それは自然とにじみ出てきたものです。元々そういうことをやろうと思っていたわけではありません。とにかく2時間弱を思いっきり楽しんでいただきたいと思って作ったエンターテインメント作品です」

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最終更新:10/11(金) 20:32
テレ東プラス

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