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賢治ゆかりの梨堪能 花巻2保育園児が収穫【岩手】

10/11(金) 11:52配信

岩手日日新聞社

 花巻市若葉町にある「宮沢賢治ゆかりの梨の木」で10日、西公園保育園と若葉保育園の両園児を招いて収穫祭が開かれた。園児が大きく実った梨をもぎ取り、おいしい実を頬張った。

 収穫祭は同町の住民有志でつくる賢治梨の木会(照井長治会長、会員37人)が主催し、毎年開催。両保育園の5歳児34人をはじめ地域住民や会員、来賓らが出席した。

 開会式で若葉保育園児が「風の又三郎」、西公園保育園児が「星めぐりの歌」を元気よく歌って来場者を楽しませたほか、参加者全員で「花巻市民の歌」を歌った。木の下に用意された脚立に一人ずつ上がり、会員に手伝ってもらいながら1個ずつ収穫した。

 梨を全員で味わい、園児は満面の笑みを見せ、西公園の稗貫奈緒ちゃん(6)は「梨は甘くて大好き。大きな実をうまく取ったよ」とうれしそうだった。

 照井会長によると、今年は天候に恵まれたが、葉と実の日当たり具合が均衡ではないため、実の大きさがばらばらで堅いものもあるという。「賢治さんにゆかりのある梨なので、子供たちも食べて喜んでくれて良かった。いつまでも梨の木が残り、実を付けられるよう大切にしていきたい」と話していた。

 梨は「真鍮(しんちゅう)」という現在では珍しい品種で、賢治が教壇に立った花巻農学校(現花巻農高)の果樹園で育てられた木の一つ。樹齢は約100年を数え、同会員が栽培管理している。

最終更新:10/11(金) 11:52
岩手日日新聞社

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