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【台風19号接近中】風の威力に要注意 風速と被害の目安は?

10/11(金) 9:56配信

ウェザーニュース

台風が接近するとよく聞かれる平均風速・瞬間風速・最大瞬間風速。それぞれが示す意味の違いや、風速と被害の目安をご紹介します。

平均風速、瞬間風速、最大瞬間風速の違い

 風は一定の速さで吹いているものではなく、あるときは強く、あるときは弱く、刻々とその速さが変化しています。そういう風速の小刻みな変化を「風の息」と呼んでいます。

 風速を表す次の言葉には、以下のような違いがあります。

 風速:10分間の平均風速
 瞬間風速:3秒間の平均風速
 最大瞬間風速:瞬間風速の最大値

 単に「風速」という場合、10分間の平均風速を表していることになり、最大瞬間風速は、3秒間の平均風速を表した「瞬間風速」の一番大きい値ということになります。

風速と被害の目安

 その風速でどのような現象が起こるのでしょうか。風速と被害の目安は一般的に次の通りです(気象庁「風の強さと吹き方」より)。

【平均風速10m/s以上15m/s未満】(やや強い風)
 風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。樹木全体が揺れ始める。電線が揺れ始める。樋(とい)が揺れ始める。

【平均風速15m/s以上20m/s未満】(強い風)
 風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。高所での作業は極めて危険。電線が鳴り始める。看板やトタン板が外れ始める。高速運転中の車では、横風に流される感覚が大きくなる。屋根瓦・葺材がはがれるものがある。雨戸やシャッターが揺れる。

【平均風速20m/s以上】(非常に強い風)
 何かにつかまっていないと立っていられない。飛来物によって負傷するおそれがある。細い木の幹が折れ、根の張っていない木が倒れ始める。看板が落下・飛散する。道路標識が傾く。車は通常の速度で運転するのが困難になる。屋根瓦・葺材が飛散するものがある。

【平均風速30m/s以上】(猛烈な風)
 屋外での行動は極めて危険。走行中のトラックが横転する。

【平均風速35m/s以上】(猛烈な風)
 多くの樹木が倒れる。電柱や街灯で倒れるものがある。ブロック塀で倒壊するものがある。建物の外装材が広範囲にわたって飛散し、下地材が露出するものがある。

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最終更新:10/11(金) 9:56
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