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水戸の2人重傷ひき逃げ 逃走男に覚せい剤逮捕歴 盗難車、自動車盗一味か

10/12(土) 8:00配信

茨城新聞クロスアイ

水戸市の県道交差点で8月、トラックと衝突したワゴン車の母娘2人が重傷を負ったひき逃げ事件で、現場にトラックを乗り捨てて逃走した運転手が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕歴のある男とみられ、このトラックが盗難車だったことが11日、捜査関係者への取材で分かった。トラックは赤信号を無視して突っ込んだことも判明。水戸署は男が自動車盗グループの一員とみており、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(救護義務等)の疑いで逮捕状を取って行方を追っている。

8月2日午前5時25分ごろ、水戸市河和田1丁目の県道交差点で、信号無視したトラックがワゴン車に突っ込み、ワゴン車を運転していた同市内の女性(52)が脳挫傷や右眼球破裂などの重傷、同乗の長女(22)も左膝骨折などの重傷をそれぞれ負った。トラックの運転手は現場に車を乗り捨てて逃げた。

同署によると、現場は信号機がある見通しの良い十字路。女性は長女を近くのJR赤塚駅まで送り届ける途中だった。

捜査関係者によると、トラックは赤信号にもかかわらず交差点に進入。ナンバープレートが付け替えられており、土浦市内で盗まれたものと判明した。車内から検出された指紋などから、運転していたのは覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことがある男と分かった。

また、男は現場にトラックを乗り捨てた後、後続の乗用車に乗り込んで逃げた可能性がある。同署は、男と乗用車の運転手が自動車盗に関わった可能性も視野に捜査を進めている。

茨城新聞は、現場近くの防犯カメラ映像を入手した。映像では、交差点を南から北へ直進するワゴン車と、ワゴン車の右から左方向へ直進するトラックが写っていた。トラックは減速する様子がないままワゴン車に突っ込んだ。数十秒後、運転手らしき人物がトラックから下り、2台を通り過ぎて止まった白い乗用車の方へ歩いて向かった。この人物がワゴン車の母娘を気に掛ける様子はなかった。

茨城新聞社

最終更新:10/12(土) 8:08
茨城新聞クロスアイ

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