ここから本文です

「得意ではない」ダノン陣営は渋い顔 ◎の数1位は「道悪の鬼」【秋華賞座談会】

10/12(土) 16:45配信

優馬

タレント揃いの上がり馬 なかでも注目は「道悪の鬼」

デスク「以前は春のクラシック好走組が圧倒的に優位という感もあったけど、近年ではクラシック不出走組が互角以上の実績。今年も、そんな上がり馬たちに注目が集まりそうだな」

田崎「中でも、パッシングスルーの前走、紫苑Sは、大外枠から正攻法でねじ伏せる着差以上の強さ。コーナー4回の2000mという舞台設定が合っているように思えますね」

吉田「着差が付かなかったという点でも、紫苑Sは地味な勝ち方にも見えますが、2・3着馬が内目でロスなく運べていたことを考慮すれば、着差以上の評価をすべきなんやないかと。あとは、ヨーイドンの瞬発力勝負では、ローズS組に対して分が悪いと思うので、土曜の雨の影響が残ってほしいところでしょうね」

デスク「あとは、関西への輸送や京都コースがどうか。春先のシンザン記念では4着に敗れているからな」

細川「シンザン記念は、輸送やコースがどうこうよりも、まだキャリア2戦目でしたからね。今回は早目に栗東入りしていますし、陣営も“環境の変化に戸惑うこともなく、美浦にいる時と変わらない雰囲気”とのことでした。相手強化のここでどれだけやれるのか、注目したいところです」

久光「当日の馬場状態を考えると、高速決着のオークスや両トライアル以上に道悪で実績を積んだ馬を狙ってみたくなりますね。中でも、エスポワールはいまだ牝馬に負けたことがないのも強調できる点ですし、斤量の恩恵があったとはいえ、古馬を4馬身も突き放した前走の走りは父を彷彿とさせるような、道悪の鬼といったものでした。また、父の子にしては精神面がドッシリしているのも良い点。あれなら大舞台にも臆することはないでしょう。乗り出しから坂路の自己ベストが出せているくらい中間の動きは良いですし、春2冠の勝ち馬が不在の組み合わせなら十分に渡り合えると考えます」

那谷「俺も時計勝負の良馬場ならダノンファンタジー中心でいいかと思うけど、ディアドラの勝ったおととしのような馬場を想定すると、エスポワールに食指が動くな。前走の勝ち時計は、前日の3勝クラスと同タイムで、楽勝だったことを考えれば準オープンも突破のレベル。4戦続けての上がり最速は力を付けていることの証だし、7月の時点からの成長力を加味すればGIのここでも勝負になると思うぞ」

西田「エスポワールは、稍重の馬場で上がり33秒1を叩き出した2走前、そして52キロだったとはいえ重馬場で楽勝だった前走が秀逸ですよね。機動力と瞬発力を兼備している上に、馬場の悪化も強味となるなら、この舞台でもチャンス十分と見ます」

持木「エスポワールの2走前は、久々で大幅な馬体増だった上に、出遅れてのスローペースを差し切ったという点でも、相当強い内容だったと思います。デビュー当初より落ち着きも出て、とにかく著しい成長ぶりを買いたいですね」

デスク「馬場の追い風もあるとはいえ、何だかんだでスタッフの◎の数では一番の支持を受けているくらいだからな。陣営も当然強気なんだろ?」

目黒「賞金面で秋華賞出走が可能と判断し、前哨戦を使わずにぶっつけ本番で臨むわけですが“冬場に休ませた時の休養で、見た目からして馬がガラッと変わっていますし、デビュー戦の頃とは全く別馬です。今回も放牧先でしっかり疲れをケアして、1週前はシュタルケ騎手に乗ってもらい、しっかりやれました。春の実績馬が相手になりますが、今なら十分、戦えるんじゃないかという感触はありますね”と辻野助手も期待してましたよ。初重賞挑戦がGIの舞台というのは、条件的には厳しいですが、大駆けがあっても驚けませんね」

中邑「僕は3戦3勝のサトノダムゼルに期待します。前走はクビ差の勝利とはいえ、馬なりで抜け出してゴール前は流したもの。着差以上の強さで、まだ底を見せてませんからね」

小島「サトノダムゼルの前走については、陣営も“馬場と展開を読んだジョッキーの好騎乗”という評価で、今回のポイントは夏から使われ続けての余力があるかどうかだと思いますが“疲れどころか体調は前走よりもいいくらい”とのこと。良くて平行線かなとも思っていたので、このコメントには驚きましたよ。GI常連の厩舎のスタッフに“GIでも十分にやれる馬”と評されているのに加え、大一番に強い鞍上、3勝中2勝が重馬場、という点でも穴馬としての条件が揃ったと言えますね」

吉田「降級制度が廃止されて古馬条件戦のレベルが落ちており、条件上がりの馬では厳しい、という意見もあるかとは思いますが、今回に限っては、実際に重馬場で勝ち上がってきたという点で、サトノダムゼルもエスポワールも面白い存在になりそうですね」

2/3ページ

最終更新:10/12(土) 16:45
優馬

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

あなたにおすすめの記事