ここから本文です

巨大なオラオラグリルが流行るなかで、VWがあえてロゴをシンプルにリニューアルした理由

10/12(土) 14:30配信

MOTA

なぜメーカーはロゴのシンプル化を進めるのか?

2019年9月に開催されたフランクフルトモーターショーで、フォルクスワーゲン(VW)が新しいロゴマークを発表した。円の中にVとWを縦に並べたパターンは従来どおりだが、地色のブルーはなくなり、3D的な処理もなくなって二次元的な見た目になった。細かいことではWの下端が円から離れた。

■自動車メーカー各社のロゴを画像でチェック(画像26枚)

9月19日に発表されたドイツ本国のプレスリリースによれば、「デジタルファースト」と「フィルターレス」にこだわって、社内のチームにより生み出されたという。全般的にシンプルになったという思う人が多いだろうが、それはVWに限った話ではない。他にもロゴのシンプル化を進めていったブランドはある。

メーカーロゴは大きく分けて6種類のジャンルに

ちなみに現在日本で販売している自動車ブランドのロゴをジャンル別に分けると、次のようになる。

■頭文字=トヨタ、VW、ロールス・ロイスなど

■名称=ジープ、日産、フィアットなど

■図案=ボルボ、メルセデス・ベンツ、ルノーなど

■動物=アバルト、ジャガー、プジョーなど

■翼=ベントレー、ミニ、モーガンなど

■紋章=キャデラック、ポルシェ、三菱など

数的にもっとも多いのは頭文字で、新進ブランドのテスラもここに属する。英国車に翼を使うブランドが多いのも興味深い。

6ジャンルに当てはまらないものとしては、プレアデス星団の六連星を図案化したスバル、ミラノ市章とヴィスコンティ家の紋章を組み合わせたアルファ・ロメオ、自動車参入前に製造していたヘリカルギアを図案化したシトロエンなどがある。

このうち動物や紋章はもともと複雑な形や意匠を持つので、シンプル化を目指すブランドが多い。プジョーのライオンは年代を減るにつれ輪郭が簡潔になり、キャデラックは中の鳥や周囲のリースがなくなっている。正面から見た顔を図案化してグリル内に据えていたジャガーは、近年はマスコットとして装着していたリーピングジャガーも使うようになっている。

この傾向は自動車以外の分野にもあって、読者の中にも愛用者が多いであろうiPhoneを生み出したアップルは、昔はリンゴをレインボーカラーに塗り分けていたが、今は単色になっている。メルカリはローマ字はさほど変わらないものの、箱のイラストがシンプルになっている。

1/2ページ

最終更新:10/12(土) 14:30
MOTA

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ