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石川、韮澤の代表組に黒川、上野の全国クラスの選手 ドラフト注目の内野手をピックアップ【ドラフト】

10/12(土) 17:35配信

高校野球ドットコム

 高校生投手、高校生捕手に続き、今回は内野手の逸材を紹介。今年はスラッガー、ショートストップに逸材が集結しており、見ごたえのある顔ぶれとなっている。高校野球ドットコム編集部が厳選した15人の逸材を紹介!

【動画】黒川史陽が国体で見せた木製バットへの高い対応力

ショートに逸材揃い!

 今年の高校生野手でナンバーワンの評価を受けているのが石川 昂弥だ。185センチ87キロの石川はグラウンドに立てば、ひときわ目立ち、高校通算55本塁打の長打力、強肩を生かした三塁守備、盗塁センスも高く、総合力が高い。55本塁打の中身を見ていくと、重要な場面で打った本塁打が多く、その一例として、センバツ決勝戦の2本塁打、ワールドカップのパナマ戦で貴重な3ランを放ち、スカウトの評価も高い。

 ワールドカップ後はNPBの各球団から調査書が続々と届いている。石川はワールドカップの活躍で自信となった内角打ちを磨いている。今年のドラフト候補では数少ない守れるスラッガー・石川を1位で指名する球団は現れるか?

 その石川に追随する強打の内野手は黒川 史陽(智辯和歌山)だ。入学当時から高嶋仁前監督から素質の高さを絶賛されたスラッガーは順調に素質を伸ばしてきた。高校通算34本塁打の長打力、打撃技術は数字以上に素晴らしい。木製バットを使った国体では9打数7安打の活躍を見せた。
 そして主将としてチームを常に鼓舞してきたキャプテンシーや二塁守備も高く評価できる。

 今年の遊撃手に逸材が集まる。守備力ではナンバーワンと呼べるのが、上野 響平(京都国際)だろう。グラウンドを縦横無尽に駆け回り、三遊間の深い位置の打球も軽々追いつき、ダイレクトスローでアウトにする姿は高校生の枠を超えている。
 また、上野に匹敵するのが近藤 大樹(西日本短大附)。近藤も安定感があり、三遊間へ打球が飛んでも追いついて、自慢の強肩でアウトにする。

 U-18代表の武岡 龍世(八戸学院光星)はアクロバックな守備を見せるわけではないが、基本忠実な守備ができるショートストップ。だからミスが少ない。肩も強く、多くのアウトを演出するので、安心感がある。打撃も、京田 陽太(中日)に似たメカニズムで、広角に安打を量産する。

 同じくU-18代表の韮沢 雄也(花咲徳栄)はワールドカップでは一塁手だったものの、守備範囲が広く、強肩が光る遊撃守備は一級品。ワールドカップでは代表最多の10安打を放ち、140キロ以上の投手と対戦しても、次々と安打を量産する打撃技術は魅力的だ。

 そして千葉県ナンバーワンショート・長岡 秀樹(八千代松陰)も、体幹をうまく使ったスイングで、140キロ台の速球も本塁打にできて、スピードと強肩を兼ね備えた守備が素晴らしい。

 惜しくも甲子園を逃したが、熊本大会準優勝の九州学院の遊撃手・川野 涼多は攻守ともにバランスがとれた遊撃手。川野の強みはスイッチヒッターでどちらも巧打、長打を打てること。守備もヒット性を阻止する守備範囲の広い守備が魅力だ。

 U-18代表の遠藤 成(東海大相模)は高校通算45本塁打の強打の遊撃手。投手としても最速145キロをマークする強肩にも注目。動作的に三塁手タイプだが、次のステージではフットワークを磨いてプロでも内野手ができる実力を身につけていきたい。

 長崎県屈指の遊撃手として注目された柏木 寿志(九州文化学園)は攻守の力量の高さだけではなく、チームでは主将、学校では生徒会副会長を務め、人望の厚さが魅力の選手だ。

 また、佐賀県屈指の遊撃手・済木 龍輝(佐賀商)も提出している。興南の遊撃手・勝連 大稀も、バットコントロールが長けた打撃とスピーディかつ判断力が長けた遊撃守備、高い走塁技術が魅力。

 紅林 弘太郎(駿河総合)は、今年のドラフト候補に挙がる遊撃手では数少ない大型遊撃手。木製バットでも長打が打てて、肩も非常に強い。ただ動きを見ると、将来的には三塁手向きの選手だろう。
 そして愛知では県を代表する遊撃手・澤野 聖悠(誉)は独特のスイング軌道から長打、本塁打を量産する。

 島根県を代表する大型遊撃手・田部 隼人(開星)もこの夏、2本塁打を記録したパワフルな打撃は高く評価されている。

 最終回ではスラッガーが多い高校生外野手の候補を紹介します。

最終更新:10/12(土) 17:35
高校野球ドットコム

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