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台風19号、県内に最接近

10/12(土) 14:32配信

北國新聞社

 大型で非常に強い台風19号は12日、伊豆諸島近海を北上して日本列島に接近し、夕方から夜にかけて上陸が見込まれる。千葉県市原市では竜巻とみられる突風が吹き、車が横転して1人が死亡、住宅1棟が全壊して5人がけがをした。徳島県でも1人がけがをした。気象庁は大雨・洪水警戒レベルで最高の5に当たる特別警報を出す可能性があるとして厳重警戒を呼び掛けている。石川県でも夜遅くにかけて風雨がピークとなり、1時間降水量は最大50ミリ、最大瞬間風速は陸上35メートル、海上40メートルを予想している。

 金沢地方気象台によると、台風の県内最接近は午後3時から午前0時ごろで、地域によっては1時間降水量が最大で50ミリに達するとみている。13日午前6時までの24時間降水量は多い所で加賀250ミリ、能登200ミリを予想し、同気象台は河川の増水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒を呼び掛けている。

 風のピークも夜の時間帯で、最大風速は加賀の陸上で20メートル、海上で25メートル、能登の陸上で23メートル、海上で27メートルを予想。最大瞬間風速は加賀の陸上・海上で35メートル、能登の陸上で35メートル、海上で40メートルの見込み。13日昼前まで強い風が続くとみられる。

 海上は13日昼前にかけて大しけとなり、予想される波の高さは加賀で6メートル、能登で7メートルとなっている。

 金沢地方気象台は午前の段階で県内全域に暴風・波浪警報、大雨・雷注意報などを出した。

 鉄道では午後から計画運休に入り、JR西日本金沢支社管内では、北陸新幹線32本、特急「サンダーバード」「しらさぎ」など計63本、七尾線25本が順次、運転を取りやめた。

 同支社は13日も計画運休を行い、北陸線の特急「サンダーバード」「しらさぎ」、普通列車の近江塩津-金沢間を、それぞれ始発から正午ごろまで運休する。北陸新幹線も正午ごろまで運転を取りやめる可能性があり、「つるぎ」は通常通り運転する。七尾線は始発から午前10時ごろまで運休となる。

 IRいしかわ鉄道は夕方以降、金沢と富山方面を結ぶ普通列車22本を運休し、金沢―津幡駅間は臨時列車6本を運転する。

 道路では、国道160号の七尾市庵町(百海)で道路に波しぶきがかかり、延長約1・5キロにわたって片側交互通行となった。千里浜なぎさドライブウェイは高波により午前10時半から進入規制が行われた。

 北陸電力は停電に備えて本店・送配電事業本部に警戒体制総本部を、県内4カ所の支店、支社に警戒体制本部を設置した。12日午後1時現在、石川県内で停電は発生していない。停電に関する情報は北電のホームページやツイッター、フェイスブックのアカウントで確認できる。

北國新聞社

最終更新:10/12(土) 14:32
北國新聞社

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