ここから本文です

<上白石萌歌>大河「いだてん」で得た“新たな視点” 20代は舞台「お勢、断行」で幕開け 「悪い顔、見せる」?

10/14(月) 11:20配信

まんたんウェブ

 映画「十二人の死にたい子どもたち」で脚本を手掛けた劇作家・倉持裕さんの新作舞台「お勢、断行」に資産家の娘役で出演する上白石萌歌さんが、ビジュアル撮影が行われた東京都内のスタジオで取材に応じた。公演初日(2020年2月28日)に20歳の誕生日を迎える上白石さんは、「すごく運命的なものを感じています」と明かす。さらに「何か振り切れるだけ振り切りたいなと思っています。一つの役だけど、何役も演じるような覚悟で、今まで見せたことのないような顔、悪い顔を見せていけたらなって思っています」と意気込む上白石さんに話を聞いた。

【写真特集】いつの間にかこんなに大人っぽく… 真っすぐな瞳にドキっ! この日のファッションを引きで見ると…

 ◇少女から大人へ脱皮? 「私の移ろいの中にこの役があることがすごくうれしい」

 舞台は、江戸川乱歩の美意識やユーモラスでミステリアスな登場人物たちをモチーフに描く新作現代劇。倉持さんが作・演出を担った2017年の舞台「お勢登場」で黒木華さんが務めた悪女・お勢を、「また別の場所に送り込み、活躍させたい」という狙いから生まれた。新たに生まれ変わったお勢を倉科カナさんが演じ、江口のりこさん、大空ゆうひさん、正名僕蔵さん、梶原善さんらも出演する。

 上白石さんは「元々倉持さんの作品が好きで、昨年、姉(萌音さん)が出演していた『火星の二人』は2回、見させていただきました。何度も味わいたくなるような世界観や言葉遊びがすごく好きで。振り切ったコメディーはもちろん、神妙なものも、倉持さんの魔法にかかると、ヘビーなだけじゃない世界になるのが面白くて。今回も題材はすごくシリアスにはなっているんですけど、また新しい化学反応が起きるんじゃないかって期待しています」と話す。

 上白石さんいわく、「お勢、断行」の根底にあるのは「正義って何だろうという大きな問い」だという。

 「すごく正しいと思っていた人が実はそうじゃなかったり、悪が善に変わったり、立場の逆転みたいなものが面白い作品になるだろうなって思っていて……。私が演じる娘は、最初、どちらかというと善の立場でいたのが、復讐(ふくしゅう)のため他者と手を組むことでまた違う色に染まっていく。その移ろいが印象的で、それってたぶん、少女から大人へと、脱皮して進んでいくという感じなので。公演の初日に20歳になる私の移ろいの中にこの役があることがすごくうれしいですし、まだ悪に手を染める役をやったことがないので、そこも楽しみです」と笑顔を見せる。

1/3ページ

最終更新:10/14(月) 11:20
まんたんウェブ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事