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底に秘めた力│ベントレーの歴史でもっとも重要な意味を持つモデルとは?

10/13(日) 17:29配信

octane.jp

VW時代になった新しいベントレーで最も人気を博した車のひとつであるコンチネンタルGT。この車種がいかにベントレーを変えたのか。その底力や秘めた魅力について振り返る。003年にデビューしたコンチネンタルGTこそは、100年に及ぶベントレーの歴史でもっとも重要な意味を持つモデルといえる。
 
それまで1000台にも満たなかったベントレーの生産台数は、コンチネンタルGTの生産が軌道に乗った2004年には7686台をマーク。このうち実に6896台がコンチネンタルGTで占められた。2006年にコンバーティブルが追加されてからもコンチネンタルGTはベントレーの主力モデルであり続け、初代の生産が終了した2010年までに3万台以上を販売。商業的にも新時代のベントレーを特徴付けるという意味でも、ベントレー史上もっとも成功したモデルとなったのである。なぜ、コンチネンタルGTはこれほどの大成功を収めることができたのか?
 
1998年にフォルクスワーゲン・グループに買収されたベントレーは、新時代に対応したモデルとしてコンチネンタルGTを企画。グランドツアラーというベントレーにもっとも重要なジャンルのモデルを、フォルクスワーゲン・フェートンのテクノロジーを用いて開発する方針が固まる。
 
フォルクスワーゲンのフラッグシップモデルとして2002年にデビューしたフラッグシップサルーンのフェートンは、そのトップグレードに6リッターW12エンジンを搭載。アウディ・クワトロに通じるフルタイム4WDや快適な乗り心地をもたらすエアサスペンションなどを装備しており、グランドツアラーとしても優れた資質を備えていた。
 
このフェートンをベースに、ベントレーは華やかな2ドア・ボディを新たにデザイン。インテリアはベントレーの伝統に則り、最高級のレザーとウッドで埋め尽くすとともに、イギリス製高級車の伝統であるビスポーク、つまり車の様々な仕様を顧客がひとつひとつ選択できるフルオーダー・システムを採り入れたのである。
 
結果としてできあがったコンチネンタルGTは、いわゆるプレミアムブランドが造ったラグジュアリークーペとは一線を画すモデルに仕上がった。インテリアに用いられるウッドやレザーの質がそもそも圧倒的に高いうえに、それらが華麗なデザインで仕上げられており、しかも大量生産されるプレミアム・モデルでは考えられないような、鮮やかなカラーのインテリアが誕生。美しく浮かび上がったウッドの模様もベントレー・オーナーたちの目を大いに楽しませた。

底に秘めた力│ベントレーの歴史でもっとも重要な意味を持つモデルとは?(写真6点)

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最終更新:10/13(日) 17:29
octane.jp

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