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伝統工芸工房を開放、持続可能な産地へ体験型マーケット

10/13(日) 12:40配信

福井新聞ONLINE

 福井県丹南地域の伝統工芸などの工房を開放し、職人の技や作品に触れられる体験型マーケット「RENEW(リニュー)」が10月12日、福井県鯖江市河和田地区を中心に始まった。眼鏡や漆器工房などが工程の見学会や販売、体験ワークショップを展開。初日は台風19号の影響で一部のみのオープンとなったが、来場者は産地の高い技術を存分に感じ取っていた。14日まで。

 持続可能な産地づくりを目指している市民有志らでつくる実行委員会が企画し2015年、鯖江市河和田地区で始まった。4回目の昨年から眼鏡、漆器、和紙、打刃物、箪笥(たんす)、焼き物、繊維の7産地にエリアを広げた。

 漆器製造販売の漆琳堂(鯖江市西袋町)には、カラフルな漆塗りのおわんやイヤリングなどが並んだ。若手の女性職人が「アクセサリーは傷物の漆器をリメークした一点物です」などと製造工程やこだわりを説明。女性客らは品定めに目を輝かせていた。

 台湾のものづくり職人も訪れ、同社の伝統技術や斬新なアイデアに高い関心を寄せた。陶芸家の林欣頡(リンシンジェ)さん(35)は「色合いが良く、配色のバランスも素晴らしい。台風は残念だが、明日見学する予定の越前焼や越前和紙も楽しみ」と話していた。

 10月13日からは7産地の約80社が本格オープンする予定。日程を変更しているイベントもある。詳細はホームページで紹介している。

最終更新:10/13(日) 12:40
福井新聞ONLINE

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