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摘発794件 前年の3倍超 横断歩道の歩行妨害 群馬県警1~7月まとめ

10/13(日) 6:01配信

上毛新聞

 歩行者が横断歩道を渡るのを妨げたなどとして、県内で今年1~7月に道交法違反(横断歩行者妨害)の疑いで摘発されたのは前年同期比559件増の794件に上ったことが12日までに、県警のまとめで分かった。昨年の年間摘発数553件を既に上回る。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、全国で歩行者の安全対策が強化されており、県警は今後も啓発と摘発に力を入れる。

 摘発数(年間)は2014年312件、15年345件、16年276件、17年257件と、300件前後で推移してきた。歩行者優先の交通ルールを徹底するため、県警は昨年から啓発と摘発を強化。同11月には県内の重点箇所59地点を選び、横断歩行者への妨害違反を取り締まる強化期間を設けた。

 道交法は、車両は歩行者がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道の前で停止できる速度で進行しなければならないと定めている。横断の意思を示したり、横断したりしている歩行者がいるにもかかわらず、横断歩道内に車両を進めて通行を妨げた場合は違反点数2点、反則金9千円(普通車)が科せられる。

 日本自動車連盟(JAF)が昨年8~9月に全国で実施した調査では、歩行者が信号機のない横断歩道を渡ろうとしている状況で、本県は9割以上の車両が止まらずに通行している実態が示されている。

 東京五輪に向け多くの訪日外国人客(インバウンド)が予想されることから、全国の警察は歩行者優先のルールを順守するよう対策を強めている。

最終更新:10/13(日) 6:01
上毛新聞

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