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彼女に教えてあげたい【月に関する10のトリビア】

10/13(日) 7:01配信

LEON.JP

すっかり秋の気配を感じるようになってきた今日この頃。月を愛でるにはちょうどいい季節ですね。10月14日は満月。彼女と月見はいいけれど、さて、何を話します? 黙って月を見ているだけじゃ間がもちませんよ!というわけで、ぜひ彼女に教えてあげたい、月に関する10のトリビアを、六本木天文クラブなどで活動されている、「星のソムリエ(R)」の資格をもつ泉水朋寛さんに伝授していただきましたよ。

【1】 秋の月は、なぜきれいに見えるの?

中秋の名月の名の通り、秋空に浮かぶ満月はとてもきれいです。それにはいくつかの科学的な理由があります。夏の満月は、月の軌道の関係で低い位置にあります。すると、空気中のチリや地上の光の影響を受けやすくなり、水蒸気の量が多いこともあって、満月は少しぼやけて見えがちです。

冬は湿度が低く空気が澄んでいますが、満月は高い位置にあるので若干見えにくくなります。それに、何といっても寒いですよね。春は「朧月夜」と言われるように、空気中のチリや花粉が多く、かすんで見えることが多くなります。そんなわけで月(特に満月)を見るのに最適なのは秋、なんですね。

【2】 地球から“月の裏側”が見えない理由は?

地球から見る月は、いつも「ウサギ」の模様がある表側しか見えません。これは、月の自転周期と公転周期が27.3日でピッタリ一致しているからです。

この一致は偶然ではなく、月の構造に原因があると考えられています。月の重心(重さの中心)が表側に偏っていて、その方向が引力の強い地球側に向いて安定しているからです。この向きからずれたとしても、月と地球との間に働く引力によって月の自転速度が調整されるので、公転周期と同じになるのです。

【3】 月の暗い部分が、なぜ「海」と呼ばれるの?

月には多数の「海」が存在します。表側だけを見ても、嵐の大洋・湿りの海・雲の海・雨の海・晴れの海・静の海・豊かの海……。月の暗い部分を「海(マーレ、mare)」と名付けたのは紀元1世紀ごろ のギリシャ人だそうです。

白い部分を「高地(テラ、terrae)」と呼んだことから、月にも地球と同様に陸と海があると考えた場合に「暗いほうが海だろう」という発想に至ったのではないでしょうか。 月の海は、地下のマグマが上昇して冷えて固まった玄武岩だということが、アポロ計画で地球にもち帰られた岩石試料からわかりました。黒くみえるのは2価の鉄によるものです。

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最終更新:10/13(日) 7:01
LEON.JP

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