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【特集】“境界“を無くした「ボーダレスライブ」が届けたもの 障害ある娘持つ夫婦の挑戦

10/13(日) 20:32配信

関西テレビ

先日、大阪に住むある夫婦が障害のある娘との生活からライブハウスでのイベントを主催しました。

「生きやすい社会」を目指し、つけられた名前は「ボーダーレスライブ」

この「境界のない」ライブは何を届けたでしょうか。

「プロ」「障害者」…”境界”無くしたライブ

大阪市のライブハウスに響く力強い音色。
出演しているのは、海外でも演奏を行うプロのヴァイオリニスト。

そして、同じステージに上がるのは、補聴器をつけたダンサーです。

ダンスには手話が取り入れられています。

このライブの名前は「ボーダーレスライブ」

健常者も障害者も境界なしにパフォーマンスをします。
7組の出演者のうち、3組が障害のあるアーティストです。

障害のある人も、自信の持てる場を

このライブを企画したのは岡ゆきさん(51)と、竜一さん(55)の夫婦です。

岡さん夫婦は、大阪市のアパートに娘のかなさん(22)と3人で暮らしています。

【岡ゆきさん】
「(かなさんが)小学3年の頃に公立小学校に行ってて、(教師に)『そこにある花を描きなさい』と言われて。同じものを書くのが難しくてこれいっぱい描いてて妖精なのよ。この子に聞いたら妖精がいっぱい飛んでたって言うねん。私はこれ花丸やってんけど、先生は『ない物、見えない物を描くな』って言われたわけ」

【かなさん】
「先生とかに『何回言っても治らんな』みたいな感じで言われて、それもしんどかったです。めっちゃ」

かなさんは中学生の時に、発達障害と診断され療育手帳を取りました。

【岡ゆきさん】
「普通にしてたらあほ、ボケ、カスと言われるわけ。先生は『手帳持ってたら態度変わる』と言ったわけ。それなら取るわって言って取って、取ったからって学校は変わらなかった」

【かなさん】
「ただみんなと一緒が嫌というだけだったんで。障害というのにくくられていたのはめっちゃ嫌でした。自分的に。」

ある日、障害者という線を引かれたかなさん。
それでも周囲から理解されないかなさんを見て、岡さん夫婦は障害者が生きやすい社会を作りたいと考えたのです。

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最終更新:10/13(日) 20:32
関西テレビ

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