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FCV「ミライ」が2020年末に全面改良、後輪駆動化、定員は5人に

10/14(月) 8:10配信

MONOist

 トヨタ自動車は2019年10月11日、「第46回東京モーターショー2019」(一般公開日:2019年10月24日~11月4日、東京ビッグサイト他)において、燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の次期モデルのコンセプトカーを初公開すると発表した。日本や北米、欧州などでの2020年末の発売に向けた開発最終段階を披露する。

 初公開するミライコンセプトは、エコカーの枠を超えて、走りを予感させるダイナミックさと、誰もが振り返るエモーショナルな美しさを持つスタイリングを追求したという。走る楽しさにこだわり、今までにない気持ちのいい走行フィーリングの実現を目指し、開発を進めてきたとしている。

 燃料電池(FC)システムを一新し、FCVとしての性能を大幅に向上させるとともに、水素搭載量の拡大により、走行距離を従来モデル比で30%増やすことを目指している。現行モデルは水素タンク容量が122.4l(リットル)、充填可能な水素量が約4.6kg。また、1回の充填で走行できる距離はJC08モードで650kmで、水素充填圧の高いステーションで充填した場合は走行距離が700kmとなるため、ミライの次期モデルは845~910kmまで走行距離が延びると考えられる。既にFCVは水素の充填時間を含めてエンジン車とそん色ない使い方ができており、それが電気自動車にない強みだとされてきたが、さらに走行距離を延ばす格好だ。

 ミライコンセプトには、TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームを採用し、低重心でのびやかなプロポーションを実現した。TNGAプラットフォームの乗り心地や素性の良さと、FCVならではの静粛性と剛性の高さなどを生かして細部にこだわったクルマづくりを推進した。FCスタックの性能向上などにより、リニアで滑るような動き出しや応答性の良い加速、高速域までトルクフルな走行を実現したとしている。また、20インチの大径タイヤでダイナミックさと軽快感を与えた。外板色は、複層工程により鮮やかさと深みを強調した「フォースブルー マルチプルレイヤーズ」を新規開発した。乗車定員は現行モデルの4人から、5人に増える。

 車両サイズは全長4975×全幅1885×全高1470mm、ホイールベースは2920mmとなる。駆動方式は前輪駆動から後輪駆動に変わる。乗車定員は現行モデルの4人から、5人に増える。

MONOist

最終更新:10/14(月) 8:10
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