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【巨人】岡本、同点弾でセ最年少MVP…格闘技大好き、前夜「RIZIN」大雅から刺激

10/14(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆2019 セノン クライマックスシリーズ・セ 最終ステージ第4戦 巨人4―1阪神(13日・東京ドーム)

 MVPで岡本の名がコールされると、球場が、ベンチが一段と盛り上がった。岡本は照れくさそうに仲間に何度もお辞儀し、恥ずかしそうに小走りでお立ち台へ向かった。「まさか自分が取れるとは思っていなかったので、よかったです。僕が(シーズンの)前半戦で打てなかったのは、みんな忘れているんじゃないかなと思います」。いつものように“岡本節”をさく裂させ、球場を爆笑に包んだ。CS4試合で15打数8安打の打率5割3分3厘、3本塁打、7打点。昨季のCSは5試合で18打数1安打と不振だったが、今季は文句なしの活躍。セ・リーグ最年少となるMVPで、賞金100万円を手にした。

 CS突破を決めたこの日も、主砲の一発が勝利につながった。1点を追う5回先頭。それまで1安打に封じられていた西の初球、外角低めのスライダーを捉えた。今CS3本目となる同点ソロをバックスクリーンへ運んだ。「先頭だったので、何とか塁に出ることを心がけました」。一塁ベンチの仲間たちも総立ちだ。4番の一発で勢いに乗りその後、勝ち越しに成功した。

 シーズンでは一時打撃不振もあったが、くじけず何度も立ち上がってきた。リング上で戦う格闘家のように。「格闘技が好き」と話す23歳は尊敬する人物を問われると、即答する男がいる。同じ96年生まれで同学年のキックボクサー・大雅だ。「去年くらい」から親交が深くなり、競技は違えど刺激を受け合う。「何回も食事に行ってますし、うちに来たこともある」。その大雅は前日(12日)に格闘技イベント「RIZIN」に出場した。

 岡本は前夜、テレビ画面越しにその試合に夢中になった。「負けてしまいましたけど、キレのあるいい試合でした」。やられてもやられても、はい上がる。闘志に感動した。自身のハートも燃え上がり、気持ちの面でも準備万端だった。

 CSでの活躍ぶりに主砲を「ビッグベイビー」と表現していた原監督は「乳歯が抜けたんじゃない?」と成長を認めつつ、さらなる奮起を促した。まだ戦いは続く。「日本一に向けてチームのために、みんなで頑張ります」と岡本。次は頂点に導く、豪快アーチを描く。(小林 圭太)

 ◆岡本のCS3本塁打 初戦の初回に、直前の丸が放った先制ソロに続くようにして望月のフォークを左翼席中段へ運んだ。3戦目には逆転された直後、2点を追う5回にドリスからバックスクリーン左へ一時同点となる2ラン。4戦目には5回にバックスクリーンへ同点のソロを放った。

最終更新:10/15(火) 19:08
スポーツ報知

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