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「試練いつまで」 停電断水Wパンチ 八街南部 住民、長期化を懸念 【台風19号】

10/14(月) 10:21配信

千葉日報オンライン

 復興に向かっていた被災者にとって悪夢の再来だ。13日に千葉県内を通過した大型の台風19号は、台風15号の被災地にまたも被害をもたらした。損壊した建物に張ったばかりのブルーシートは飛散。復旧したはずの停電、断水が始まった地域も。「長引くと苦しい」「やりきれない」。一向に取り戻せない“日常”に、不安と悲嘆の言葉が聞かれた。

 台風19号の影響で13日午後0時半過ぎ、約2600戸が停電した八街市。南部エリアをはじめ井戸水を利用している家庭などで断水が発生したため、市はセルフ式も含めて11カ所で給水場所を設けて対応した。

 川上小学校では同日午前8時半から、市の職員が1トン分の飲料水を積んだ給水車で対応。地下水をくみ上げるポンプが停電で動かなくなった会社員男性(52)は「15号の時は9日間停電した。今回はそれなりの対策を取ったが個人では全てはやりきれない。とにかく早く電気が復旧してほしい」と、2リットルのペットボトル18本分の水を持ち帰った。

 15号の長期停電がようやく解消されたばかりの住民たち。20リットル分のタンクを持参した無職男性(72)は「風呂に水をためるなどの対策もしたが、また停電が長引くと厳しい」と不安そうに話した。

 一方、市は、強風で屋根が損壊した住民らに対し、市役所など2カ所で計3千枚のブルーシートを用意。

 沖地区の集会所でシートを受け取った会社員男性(54)は「15号で飛ばされた屋根にシートを張っていたが、今回そのシートが飛ばされた」とため息。パート女性(43)も「応急で仮止めしていた屋根が飛ばされた。車のフロントガラスも割れた」と疲れ切った様子だった。

最終更新:10/14(月) 10:21
千葉日報オンライン

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