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韓国・文在寅大統領「脱日本」~現実を伴わない政治パフォーマンス

10/14(月) 7:12配信

ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月11日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。韓国の文在寅大統領が日本への依存度が高い素材・部品部門の国産化を進め「脱日本」を強調したニュースについて解説した。

韓国の文在寅大統領、脱日本を強調

日本が半導体やディスプレイの製造過程で使われる3品目の韓国向け輸出管理の見直しを7月4日に始めてから、10月11日で100日となる。韓国の文在寅大統領は10日、サムスングループのディスプレイ工場を見学した。文大統領は日本への依存度が高い部品、部門の国産化に向けた支援を強化すると述べ、脱日本をすすめる姿勢を改めて強調している。

飯田)韓国政府が世界貿易機関(WTO)への提訴を開始したことを受けて、経産省は11日にスイスのジュネーブにあるWTO本部で、韓国側との2国間協議を行うと発表しています。

宮家)この韓国の動きを見ていると、「頑張ってください」としか言えません。いままでできなかったことに、急にお金を少しかけるだけで、それができるのか。これは経済的な動きではなくて、政治的な動き、それも外交的と言うよりは内政的な動きだと思います。日本では9日に吉野彰先生がノーベル化学賞を受賞しているのですよ。日本人で26人目でしたよね。

飯田)米国籍の方も入れると27人ですが。

宮家)これが日本のすごいところなのです。目立たないけれども、地道に基礎技術や基礎素材をきちんと作って来て、こうして花が開いているのですから。付け焼刃で少し大統領が演説して、セレモニーをやったらポンと新しいものが生まれるわけではないのですよ。そして、見えないコストもかかるでしょう。ナショナリスティックに、民主的にやるのはいいけれども、経済効果という観点から言えば、全体のコストは安くならないと思うのです。いま韓国はこういうことしかできない状況に追い込まれているのでしょうね。

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最終更新:10/14(月) 7:12
ニッポン放送

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